一般に看板の色彩は、赤が良いといわれています。
しかし、これは既にあまり通用しなくなったといってよいでしょう。
多くの看板が林立する街中や街道筋は、どの看板も見慣れてしまい、
人々の多くは、どんなに明るい赤を使った看板といえども、
それを独立した認知しやすい看板とは見ないのです。
「看板は赤いものだ」「興味のない看板は見ない」という心理が
働いているからです。
少なくとも赤色系の看板を使う場合は、周辺に似たような赤色系の
看板がないことが条件です。
もし似たような看板が多数林立している場合は、赤色系の看板は
避けるべきです。
色彩での差別化ではなく、フォルム(形態)や動き、内容のシンプルさを
十分検討すべきでしょう。

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