物件前道路が片側3車線(以上)あると、視界性やインアウトに問題が
生じることがあるので、以下の点に留意してください。

(1)物件がドライバーの視野に入らなくなる
運転中のドライバーは、視野がきわめて狭くなっています(手を握って
腕をまっすぐ前に伸ばし、小指と人差し指を立ててください。ドライバーの
視野はその範囲程度しかありません)。
そのため、幅の広い3車線道路では、店舗の建物や看板が、走行中の
ドライバーの自然な視野に入りづらくなります。
ましてや対向車線の側にある店舗や看板は、ドライバーにとって、
ほとんど見えなくなるものです。

(2)インアウトが難しくなる
・3車線道路にはほとんどの場合、中央分離帯が設置されています。
そのため、物件の反対側車線のインアウトが難しくなります。
・中央分離帯がなくても、店側車線(3車線分)を横切らなくてはならず、
ドライバーにとっては心理的な負担となります。
・店側車線からインする場合でも、一番センター寄りの車線からだと
車線変更を2回しなければなりません。
これは、100m手前で店舗(看板)に気がついたとしても、ドライバーにとって
きわめて心理的な負担になります。
交通量が多い場合は、実質的にインできないこともあります。

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