【運転代行大阪:@アース運転代行大阪】
 ≪関西元気プロジェクト≫
 《@アース運転代行大阪人財教育》

『民主主義的経営の怖さ』

最近のリーダーシップ論では、ソフトで叱るよりも褒めることを優先し、
また、独任制よりも、皆と話し合いをして進める民主的な合議制が最も良い成果が期待できると巷では言われている。


一般的には衆知の賛同を集められる方法なので、独自性を超越した
独善を防止できる。だからオーソライズされたものだと思う。
それらは集団参加型リーダーシップと呼ばれるが、私的には、
あまり好きではない。


時代は確実に集団参加型リーダーシップを要求しているのだが、
甘さが弱さを生む危険性を含蓄していると考えている。
私が言う時代が要求しているとは、主に社員の事です。
誰しも承認欲求があり、それらを満たされるからこそ、
帰属意識へとつながる。


帰属意識はモチベーションへとつながり、自己充足へと昇華する
可能性があるが、しかし、そんな簡単なものではない。
帰属には甘さがあることを忘れてはならない。
甘さがあるからこそ帰属意識が高まることもあるのです。


時代に生きる人は常に優しくされたい、認められたい、
皆で話し合いをして決めれば良いと考える。しかし反面、
時代はスピードを要求している。だから拙速な意思決定と行動が
必要不可欠になってくる。そして、それが競争優位を左右する
最大の要因となるからです。


それでは、具体的にそれぞれのメリットとデメリットについて
考えてみようと思う。まずは独任制についてですが、
短期的には独断で決定する方が成果は上がる。
また、変化の激しい、あるいは危機的な状況では、
スピーディーな意思決定によりリスクを最小限にできる。


しかし、長期的には、余程、リーダーの人格形成が成されていなければ
独善的に変容してしまい反発をかい成果が見込めなくなってしまう。
また見かた、あり方が単調になってしまい事業機会の損失を招くことがある。


次に合議制におけるメリットは、皆で協議し、決定することで自発性を育むことができ、長期的には最も成果を上げることができると考える。且つそれぞれ関係者が自分事として捉えることで責任感が醸成される。


だが、合議制の最大のデメリットは決定までに相当な時間がかかってしまったり、関係者が自分事として捉える半面、責任の所在が明らかにならない他責も同時に生み出すこととなる。
合議制は民主主義の理想を反映した経営の在り方でもあるが、
しかし、企業は言論の自由や行動の自由を実践することに対して
最大限のステイタスを満たす場所ではない。顧客や時代のニーズに応えることに価値を見出す社会的な存在なのです。


私は、皆の意見をしっかりと聞くことは本当に大切なことだと思う。
しかし、皆の意見が、あるいは多数決が常に正しく有益だとも思わない。
大事なことは、リーダーは意見を聞くが、自らの責任で判断して意思決定をし、行動を支持して責任を取る覚悟が大切なのです。

大阪市内の代行運転なら、@アース運転代行大阪
弊社は代行業ではなく、サービス業として定義しています。
フリーダイヤル:0120-877-551へお電話下さい。