建設的で生産性のない飲み会は不参加と宣言し、実行することができるかどうか?

通常、役職が上がるにつれ、いろんなお付き合いがあったり、部下や仲間との関係もあり、飲み会は減るどころか増える傾向にあります。飲み会自体が悪いと言っているのではなく、建設的で生産的な飲み会になっているかどうかということが心配です。

確かに飲み会はストレス発散の場になります。その場に居ることで、なぜかスッキリします。すべてを忘れて短時間にリフレッシュが可能です。

ところがその時はスッキリしても明日からまた仕事が待っています。仕事自体は何ら変化していないのなら、状況は変わっていないということになります。

例えばお昼のランチどうされていますか?私が以前勤めていた経営コンサルタント会社では、お昼のランチが凄く重要でした。まずは、どこかでご飯を食べます。その後必ず喫茶店へ行きます。決してコーヒーが飲みたいからではないです。ご飯を食べた後の12時40分から13時までの20分間、次の仕事の仕掛けについて案を出し合ったり、意見交換をしていました。

それも若手の時は、上司や先輩と一緒に話を聞かせてもらうためかなり勉強になります。勇気を出してその仕事の調査や雑用やらせて下さいと言った人から成長していく社風になっていました。

熱が入って来ると、13時までに会社に帰れないこともしばしば。会社の会議室よりも皆集中しています。理由は、お昼のコーヒータイムの20分間で答えを出したいからです。

上司や先輩から「飯に行くぞぉ!」と声がかかる時はご飯を食べに行くという意味ではないです。仕事の打ち合わせをするぞぉという暗黙の意味合いが込められています。当然、ノートか手帳を持ってランチに出かけます。

夜の飲み会も同じだと思います。
無駄なお金は使わない、参加者を見てから判断されても良いのでは・・・
あるいは飲み会の意図が何なのか確認してから参加しても良いかもしれません。

成功されている方は、すべての会合を自分がプラスになる場にされています。逆にプラスにならないような場には積極的に参加されません。

ダラダラと参加する。リフレッシュと言いながら、何ら仕事に変化がないのに参加する。これをどこかで勇気を持って変えない限り難しいかもしれません。

自分が成功するために参加する。何か一つでも吸収することができる場にしか顔を出さないというのも一つの生き方です。ただし、人間関係は上手に保って下さい。

飲み会やランチでストレスを発散させるだけでなく、情報収集の場と変えることができる人が成功に近づくような気がします。

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