この言葉を待っていました!凄く良い意見だと思います。それも会社の役員や幹部から出て来たのではなく、社員からの声です。

無駄を省いて行かないと、企業運営が難しいと理解されているからでしょう。こんな社員を雇用されている会社は羨ましいです。もし、実際に行われれば、利益が出るのではと思います。

残業は、会社が認めてはいますが、線引きはされていないところが多いです。ほとんどが自己申告の状態です。傍から見ていると、残業と言いながら、仕事なのか、自分のための勉強なのかわからないような状況もあると思います。

残業が常態化してくると、平然と残業をするようになります。残業は悪ではなく、善の行為として堂々と行われます。

ところが付き詰めて考えてみると、残業が本当に必要なのかどうか、誰の指示で残業をしているのか、チェックする必要がありそうです。

具体的には、どうするかですが、まず残業は上長の指示がないと出来ないルールを建前上作ることです。

例えば、残業が必要であれば、部下の方が上司の方に残業が必要なことを報告します。そうすると今度は、上司の方が状況を聞き、何時間くらい残業が必要なのか把握し、「今日は2時間以内の残業でお願いします。」と時間を区切ることです。ということは、暗黙の了解で、2時間以上の残業は認めませんよと伝えることになります。

この癖付けやルールを使っているか、持っているかどうかが大事です。決して自己申告で付けたいだけ付けれるというのは止められた方が良いです。

残業は上長の了解がないとできないものだという社風を作ることが理想です。無駄な残業というのは、個人の勝手な解釈から来ています。目の前の仕事がどうしても終わらないからやっていますというのもわかりますが、誰にも報告せずに自己判断では困ります。

上司の方が外出中であれば、携帯電話などに連絡を入れ、了承してもらってから残業をするのが筋です。

残業は仕事をしている中では、必然的に発生します。しかし、無駄な残業をなくすには、ルールを作り遵守することが大切です。

また今でとは逆に、残業が少なくなった部署を表彰するのも良いのではと思います。

結論的には、一人当たりの生産性が上がっているかどうかの基準で見るべきです。残業に対する意見は多々あると思いますが、生産性を軸に話を進められると解決の糸口が見つかってくると思います。

後は生産性が上がるような指標を出し、それをチェックしながら運営することです。仕事は量ではなく、生産性で計ることを社員の方々に教育されてはと思います。