これは人生の中で、かなり大きな比重を占めていると思います。
卵からかえった瞬間、目の前にいる人を親と思うのと同じ。
それもその人の下で仕事をする時間が長ければ長いほど、影響は計り知れないです。

良い上司に付いたとしてもそれで人生が決まるようなことがないようにすべきです。大きく育てようと思うならいろんな上司の下で仕事ができる環境を作る必要があります。

入社して2年間は、いろんな部署で仕事ができるようローテーションを組むことです。決して、頭数に数えないこと。そうすると手放したくなくなります。

大事な若手の人生を狂わせないで下さい。
2年間で3~4つの部署や仕事を担当出来れば理想だと思います。入ってすぐに、自分の進路を決めるなんてできないと思います。

自分でこれがやりたいと思っていても変わるものです。
だから無理強いはしないこと。自然と大きく育てることです。
どの部署に行っても一人前に仕事ができるように会社が配慮すべきです。

人気のある良い上司だと思っていても相性もありますので、永く配属しないように注意して下さい。

若い時に欠けているのは経験。経験を数多く積めるようにしてあげることです。

受け入れ側も社会人2年生までは、配属ではなく研修期間くらいのつもりで暖かく見てあげることです。

それと配属の際もあまり本人の希望を聞かず、ローテーションで良いと思います。思いがけない出会いや仕事に出会えるかもしれません。

思ったようにならないのが人生。
逆に、最初の付いた上司で人生が決まってしまうというのも悲しいことです。

どんな会社に入ったかよりもどんな上司に付いたかの方が気になるところ。
親御さんも同様のことをお考えではないでしょうか?

日本では上司の役割は大きいです。大きすぎます。
良い上司作りも会社としての大きな課題かもしれません。