今だけ良くてもダメ。それが世の中。
いくら立派になっても業績が良くなっても世間は過去も評価対象です。

銀行からの目も同じ。
今まで赤字だった会社が、経営計画書で黒字化できる数値を並べても信用してくれません。

過去のことがあるからです。過去何十年と今=1年を比較する訳には行かないのだと思います。

身綺麗な生き方が本当に大事だと思います。過去は誰も知らないだろうと思っていても知られています。自分や会社の生い立ちを・・・
それは消すことができません。だから常に誰からも評価されるような生き方をしないといけません。

今だけの評価で良いのなら、今だけ頑張り成果を上げた方が評価されることになります。しかし世の中は、そうではないです。

それと過去を整理することもできません。人の記憶の中に残っています。

逆に自分や会社の歴史をきっちりと語れることが大事だと思います。その透明性が信頼につながります。人や会社はいつも良い訳ではないです。苦労した時期も必ずあるはずです。だからこそ面白いのだとも思います。

過去はなしにして欲しいというのもわかりますが、それでは世間が通りません。知られたくない、言いたくないこともあると思いますが禊だと思って、真摯に前を向かれてはと思います

過去も評価されるというのは、結果論としては皆理解しているのですが、結果が出るまではなかなか気付かないものです。

今だけを見て評価するのは、甘い評価の仕方だと思います。本当の評価というのは過去の評価も含めてのことです。どちらかというと過去の比重が高いかもしれません。

今だけ調子が良いというのではなく、これから先のことも考えて評価される人間であったり、会社になることが必要だと思います。