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『オルフェウス・プロセス』
1972年に創設され、30周年を迎えた管弦楽団がある。
ニューヨークのカーネギーホールを拠点として活躍する同楽団は、
世界で唯一、指揮者のいないオーケストラとして知られています。
数々の受賞に輝き、2001年には、グラミー賞を獲得。


オルフェウスには、演奏について絶対的な権力を持つ指揮者を
トップに置くヒエラルキーがありません。
その代わりに独自の自主管理の原則である
オルフェウス・プロセスに従って運営されています。


このオルフェウス・プロセスと呼ばれる組織運営は、
企業・組織の運営・リーダーシップの問題解決といった
音楽を超えた様々な分野で注目され、
ハーバード大学のビジネス・スクールやモルガンスタンレーなどでも
現実の経営に応用しようと取り組んでいる。


指揮者というリーダー不在のマネジメントではなく、
関係者全員がリーダーとするマルチマネジメント・プロセス、
つまり、全体を考えるのはリーダーの役割であり、
楽団員は楽器演奏に特化するという行動形態ではなく、
オルフェウスは全員が考えて行動する。


つまり、自立支援型・自律推進型組織だと言える。
従来では、リーダーシップは、ある特定の個人の能力であり、
役割だったが、オルフェウスでは、リーダーシップとは、
組織的な機能であると考えられている。
組織全体でリーダーシップを発揮する。


多様な時代、変化の大きい時代においては、
従来の組織形態では、大凡、対応できなくなってきた。
上意下達のマネジメントやコミュニケーションが組織の
BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)においては
大きな壁となるケースもある。


定量化された業務プロセスを組み替えるだけでは
効果性のある組織変革にまでは至らない。
組織の全員が自律的に自立的に取り組んで
はじめてハードとソフトが乗算される。


オルフェウス・プロセスの代表的な原則とは、
関係者に権限を与えることや、自己責任、役割の明確化、
コンセンサスの形成、職務へのひたむきな献身、
リーダーシップを固定化させないなどである。


このオルフェウス・プロセス・指揮者のいない
オーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント
『セイフター』と『エコノミー』はアンチ統制論をアピールしたが、
僕は、本当に組織が統制なしで具体的に有益なタスクが
こなせるのか疑問に思う。


オルフェウスがもし、企業ならどうだろうか?
あるいは、オルフェウスが軍隊ならどうだろうか?
それでも統制抜きで素晴らしい成果をあげられるのだろうか?


彼らは、弦楽器16名、管楽器10名の計26名を基本として
構成されている。また楽団員の90%が
ジュリアード音楽院出身者で構成されている。
また各人の役割が長期的に固定化されているという好条件がそろっている。


もし、彼らが一般企業だとしたらどうだろうか、
統制抜きで大丈夫だろうか。企業は競争である。
いわば戦いなのだ。状況は常に変化し、
固定化したものなど何もない。
そのような状況下で戦っている。


しかし、企業が参考になるところは沢山ある。
たとえば、エンパワーメント(権限委譲)それから、
自己責任や役割の明確化などである。
これらを確実にすすめていけば、当然、
自律した個人が生まれるだろう。


要するに。全員がプロフェショナルな知的組織であれば、
どんな時代でも生き残れるし、活躍できる。
そうすれば統制は小さく、弱くても成り立つだろう。



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