僕は、本音を言うと、リーダーシップは、ハードが良いと思っている。

しかし、リーダーが持つ、職務上の権限を自らの為に使うと、あらゆる

問題が噴出するが、社会の為、自分以外の為に使うと、まったく別の力となる。



ソフトなリーダーシップが持て囃されたが、どうだろう?

衆知の賛同を得ることは、決して悪いことではない。



それは経営に沢山の視点を持つことにはなるが、

それぞれの視点の依拠するところがどこにあるのか

分からないし、全体を観てのことなのか、自らの損得に

あるのか分からないので、厳しい意志決定に於いて、

民主主義的集団参加型が良いのか判断しにくいところです。



ただ、僕が考えているのは、これからのビジネスにおける環境は、

戦場と変わらない位に厳しく、辛くなってくることは必致だと思う。

そんな中で、民主主義的集団参加型は、第一、意思決定するのに、

相当な時間がかかってしまうので、事業機会の損失につながる。



また、それぞれの発言や意見に対して責任という大切な要件が

ふくまれているのかも疑問に思う。

責任の内在しない意見ほど、曖昧で無益なものはない。



故に、僕はリーダーとは、不確実な時代に於いて、

【コマンダーであれ】


そのように思っている。

目まぐるしく変化する状況下に於いて、

自らを信じ、奮起して、意思決定する。



そして、職務上の与えられた権限を使って、部下に指示をして

その通りに行動するように統制する。

結果に対する責任、部下のミスによる失敗、

すべてはリーダーの責任であることを自覚する。

これからの時代、そんなリーダーが日本を元気にする。