皆苦戦されています。地域活性化という看板を挙げても上手く行かないようです。地元が勢いづいただけでは、事業にならないからだと思います。

大事なのは、どこからどのような人を呼ぶのかイメージできているかです。地元が盛り上がってもしようがないです。外からお客様を呼ぶ作業が必要です。

商売では人を呼ぶことが一番難しいと言われます。どんな立派な店を作ってもお客様が来てくれないことには話になりません。良い店を作ると同時に、お客様を集客するための方法論を考えないといけません。

Webを活用して地域活性化を考えておられる方もいると思いますが、地元の情報を流すことは今の時代簡単にできます。しかし、その情報を見て、地元に足を延ばしてくれないと意味がないです。一部の商店がWebを活用してネット通販で成功しても町が潤う訳でないです。

町を盛り上げるためのネタは知恵を絞れば色々出て来ると思います。どんどん良いものを作ることが可能です。それ以上に、わざわざ足を延ばして来てくれる仕掛けづくりが大切です。どんな町なのか、何をしている町なのかという以上に、集客が難しいと思います。

町づくりよりも客導線を引くことが大きな課題になっています。常時、お客様がある程度来てくれる状態にすることです。

そうすると、外への営業が必要になってきます。いろんな伝手を使って、都心部から人を呼んで来ることです。

もうそうなると、まるで旅行会社のようです。自分たちで企画して、自分たちでお客様を呼んで来る。手の空いている人は、営業周りをする。

おそらくこの営業力の差が、地域活性化の度合いに大きく影響するような気がします。地域活性化と言って、地元で力を合わせて町を蘇らせても営業が弱いと事業になりません。外から人を呼んで来て、お金を使っていただかないと、本当の意味での地域活性化になっていません。

良い街づくりができていないから、良い商品・サービスが出来ていないからではなく、お客様が来ないから苦戦されていると思います。

地域活性化を考えるなら営業戦略に力を入れる必要がありそうです。

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