自分のスキルを高めるのは当たり前。しかし、それだけでは仕事はこないようです。どんなに素晴らしい能力を持っていたとしてもヒューマンスキルを磨かない限り仕事が増えることはないです。

本や教科書、テキストには、載っていません。組織の中や会社の中で自分で気付いて行くしかないです。良い人脈を持つ以前に、人間関係が上手にならないと仕事は入ってきません。

凄く能力の高い方が壁に当たっておられます。自分ならもっと上のランクの仕事ができるはずなのに来ないとか、やらせてくれないと思っておられます。能力は誰もが認めているのですが、何か納得の行くものではないため仕事を依頼するというところまでは行っていないという感じです。

本当に大きな要素だと思います。能力よりも人間関係を磨かないと良い仕事は回って来ません。しかし、それを磨く方法論は、どこにも書いていません。悩むところです。

人から好かれることの大切さを早く気付いた方が得だと思います。俺ならできると思っていても周りが認めてくれないと、やらせてくれません。

常に相手の気持ちに立って気遣いができるかどうかそれが大切です。一緒にいて気持ちの良い人になることです。

まずは自分からあいさつをすることから始められてはいかがでしょうか。年下の人の方であっても自分からあいさつをする。それも必ず声を出してあいさつをすること。

また社内外でのコミュニケーションを取ることです。自分から近づいて行かない限り人は心を開いてくれません。自分の基準で人を見ない、好き嫌いで判断しないことです。このような視点を持っていると、付き合いの幅が小さく小さくなって行きます。

壁にぶち当たっている人ほど、実は自分で壁を作られています。それも高い高い壁を自分で作って行きます。外からは絶対に入れないくらい。自分でその壁を壊して行かない限り、誰も近づいてこないでしょう。

社会や組織においては能力を高める以上にヒューマンスキルを高める努力が必要なようです。ヒューマンスキルが身に付いた時、良い仕事ができるようになっているのかもしれません。

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