部長の次の職であったり、上がりの職。あるいは過去の功績に対するご褒美の役職では少し寂しいです。今までの実績を評価されて役員になられたのだと思いますが、役員と社員では立場・考え方が違います。

役員になると会社をどうやって守って行くのかという視点が大事になってきます。自分や担当部署の業績だけでなく、会社の未来が見えるようにプランニングすることが大切です。また内部監査を行うような目で経営をチェックしないといけません。

今までの業務の延長線上ではないです。役員の本来の仕事は経営することです。
中小企業では、この区別ができていません。役員に名を連ねている方がおられても経営は実質社長だけがやっているということが多いです。

それと大事なのは、自分は役員として何で貢献するのかということです。あらかじめ社長や会社から役割を明確にしてくれていると楽です。例えば、あなたは営業担当の役員として頑張って下さいと言われれば、それを遂行すれば良い訳です。しかし、そのようなことは稀です。自分で探さないといけません。自分が役員として会社をどのように改善・改革して行くのか、その方針とステップを作ることが大事です。

でも実際には、役員になっても何ら仕事上変化がないと言うのが本音かもしれません。名刺の肩書だけが違っていて、営業しやすいと言ったくらいです。外部に対してはそれで良いかもしれませんが、会社にとってはそれではプラスになっていません。

根本的に、役員とは何なのか、どのようなことをするポジションなのかを上手に伝えて欲しいという依頼もあります。

会社を改善・改革しようと思えば、上から変わらないと変わりません。特に、役員の方々の意識と行動が変わらない限り、業績は上がらないでしょう。

そのため一概には言えませんが、以下のような講義依頼があります。一度。参考にしていただけましたら幸いです。

従業員の意識以上に役員の意識が変われば、会社は変わっていきます。

【講義内容例】
1.役員と社員の役割・仕事内容の違い
2.役員に求められているものは何か?
3.会社に何で貢献するのか?
4.活きた中長期経営計画書の作り方
5.改善・改革プランの作り方、上手な進め方
6.現在の理想的な組織づくりと将来に向けての組織づくり
7.教育のあり方、人材育成の進め方
8.従業員のモチベーションアップと情熱向上策
9.締まった会社にするための礼儀・マナー教育の進め方
10.起業規模・業績に応じた柔軟な人事諸制度の見直し方
11.資金繰り改善計画プランの作り方と進め方
12.役員規定・役員心得づくり

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