どんなに有名な経営者の方でも業界に精通されている方でも講演の評価が高くない時があります。来場者の方が聞きたい内容とズレがあるのかもしれません。

自慢話になっていたり、業界におけるポジショニングと成功までのプロセスが聞けなかったり・・・

まず世の中がどうなっているか、業界がどうなっているのかという意見を聞きたいというのが本音だと思います。別に隠されている訳ではないと思いますが、話しているうちについつい自社の成功談、自慢話になっていることがよくあります。

話したいこと、言いたいことはたくさんあっても、それが聞きたいことかどうかは別だと認識した方が良いのかもしれません。

成功された方だからこそ、的確な業界予測と今後の方向性のヒントを教えて欲しいという思いが強いと思います。

なぜ成功したかよりも実は業界の今後のあり方、攻め方のヒントの方が喜ばれます。成功は様々な要因が重なりあってやっと結果が出たはずです。逆に失敗した経験を聞いた方が参考になることが多いです。

私どもにも凄い方は、「店をオープンすると皆さんどんなところで躓かれるのですか?壁はいつ来ますか?」という質問をされます。オープンして順調に行くとは考えておられません。だからその予防線のために、情報を入手しようとされます。実際、するどいなぁと感心しています。

よく講演では成功談は話すな!失敗談を丁寧に説明せよ!と言われます。自分がやって来たこと、成功したことをいくら話しても相手の心に刺さりません。

現実的にはこの辺りのことも打ち合わせできれば良いのですが、相手が評判の経営者の方の場合、難しいと思います。

もう昔のように名前だけで評価が高くなるということはないです。聞く側は、講演の内容をしっかりとチェック確認されています。

聞きたい内容であるかどうかだけでも事前に確認されたり、お願いするのが良いのではないでしょうか?

外部講師の方の招へいは、慎重に行う必要があるように思います。

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