何を基準にお店を選ぶかと言いますと、一番はお子さんの好み。お子さんに気に入っていただけないと入店してもらえません。

よく昔から、繁盛店を作ろうと思えば「お子様ランチに手を抜くな!」と言われます。

意外と自店の主力メニューについては改良を重ねて、かなりレベルが上がっていますが、お子様メニューはどうでしょうか?

実は、個人的にもいろんなメニュー会議に参加させていただきましたが、お子様メニューが議題に上ったことは少ないです。

ところが現在、主婦の方や若いお母さん方がこのお子様ニューをオーダーされます。可愛くて、食べてみたくなるのだと思います。意外と一番人気だそうです。

これだけ人気なら本格的に力を入れて開発しても良いのではと思います。これくらいで良いだろうとか、少し高めでも原価がかかっているからしようがないという発想は良くないです。通常のメニュー以上に力を入れて、原価をかけて作っても良いのではと思います。

まずは器から力を入れてお客様にビックリさせることです。こんなのが欲しいとか、家に持って帰りたいと思うくらいでないと完成度は低いです。

女性同士でお子様メニューを食べるのですかという質問がありますが、召し上がられます。カッコ悪いのではと考えている方が、ズレているかもしれません。

もっと雑誌やマスコミでもお子様メニューの特集を組んで欲しいです。間違いなく当たる気がします。どんな種類のメニューなのか、どんなタイプの店なのかという切り口ではなく、お子様という切り口でいろいろ検証してみるのも面白いと思います。

閉塞感がある時は、切り口を変えて考えてみることも大切だと思います。お子様メニューが輝いているから選ばれるかもしれません。

少子化の影響で逆にお子さんにお金をかける風潮もあるらしいです。大人の健康志向以上に、お子さんの健康志向やグルメが流行るかもしれません。

お子様メニューの強化、これからの課題のような気がします。

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