調子の良い時に練習量を減らすと必ず調子を落とします。若い時は、どんなことがあっても練習量は減らさないこと。3年続けて安定した成績を残せた時初めて質への変換が可能となります。

あんな苦労はもうしたくないと手を止め、量から質へ練習方法を転換しますと宣言した瞬間、成績は下がって行きます。あともう少し辛抱して、今の状態を続ければ、将来がもっと楽になるのになぁと思うことがしばしばあります。

1年だけ好成績を収めても世の中では評価されません。好成績を残したなら、さらに気を引き締めて前年以上の練習量を課すことです。自分で自分を鍛えないと誰も助けてはくれません。

気を抜くと成績が下がって行くことは、皆が知っています。過去同じような経験を上司の方や先輩がされてきているはずです。だからこそ若い時は辛抱して、練習量を逆に増やすくらいが良いです。

あの時もう少しやっておけば良かったと後悔しても遅いです。チャンスが目の前に来ているなら、少々苦労してでもそれを掴むために努力することです。チャンスはそんなに何度もやってきません。

たった一度の好成績にあぐらをかいていると、一生チャンスは来ないかもしれません。

質を高める練習と言うのは、量をこなした方が言う言葉だと思います。中途半端で終わっている量では、どんなに質を高めようとしても厳しいでしょう。

いろんなことを経験された方は、どれくらいの量をこなさないと一人前にならないかもご存知です。だから量を意図的に減らすいということもあまりされません。常に、必要量は保たれています。

質の高い練習をしたいというのはわかりますが、量を絶対に減らさないことです。質は量をこなすことによって見えてくるものです。少ない量で質の高いものを求めようとして無理があります。

自分が納得の行くまで頑固に練習量を減らさない。周りからは止められるくらい練習量を増やされた方がどの世界でも成功されているようです。

若い時には「質」という言葉を口に出さない方が良いかもしれません。量を
こなせば必ず質も上がっています。

量をこなさず、質だけを追い求めようとしても厳しいのではと思います。

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