何とか体質改善を図りたいと皆さん思っておられます。ただしこの体質改善の意味が何なのか、どうなることが体質改善されたことになるのかをはっきりさせておく必要があると思います。

企業における体質改善とは、利益を出すことだと思います。そのことにまず一点集中して社内改革を図ることが大切です。

ところが利益を出そうと思えば避けては通れないものがあります。それは、礼儀・マナーの徹底化です。自由にさせ過ぎたために指導ができていない、チェックができていないということがよくあります。

社内ルールがどれだけ守れているか、指導できているかが大事です。それができていないのに利益だけ追いかけてもまた同じような状況に戻ります。良い意味で厳しい会社にしないと、利益化は難しくなります。安定して利益を出すためには、厳しい社内ルールが守られていることが条件になります。

社内ルールの遵守と利益化という2つの目的を達成させるためにおすすめなのがプロジェクト会議です。就業時間外に、社内の課題・問題に対して改善・解決を図って行くものです。

できれば就業時間外に有志の方々に集まっていただき、検討するのが良いと思います。もし、会社側が必要と感じている場合は、就業時間内に日時を決めて、議事録などもしっかりと取ることが大事です。

よく実施させていただく手法は、社内アンケートです。アンケート内容は、社内の課題・問題に対する自由意見です。いろんな意見が出てきますが、それを取りまとめて、PT会議で議論を重ねて行きます。議論を重ねるだけでは前に進みませんので、あらかじめ議長を務める方、場を仕切る方がアンケート内容をチェックして会社としての方向性を出しておきます。

当たり前のようなことかもしれませんが、これを定期的にテーマを変えながら継続でできるかどうかです。外部の専門家が入っている時だけ、嫌々参加しているというのではなく、自主的に社内改革を図ろうという雰囲気が欲しいです。

逆に会社にそのような場を設けて欲しいと意見を出してくれる人が出て来て欲しいです。

この会議を継続すると1年で体質は改善されますかと質問がありますが、会議を仕切る方次第だと思います。課題・テーマを明確にして、各々に宿題を出してチェックして行けば、必ず変わってきます。ただし、この仕切られる方の仕事量は増えますので、たいへんな仕事なのは確かです。

それと大事なのは、この会議の中で総務・経理に関するテーマ・内容を取り上げ改善することです。利益にばかりに目が行きがちですが、伝票の処理の仕方や就業規則の遵守など見直す点が多いはずです。これをクリアしないと継続して利益が出ません。

営業成績を上げることが体質改善につながるかもしれませんが、中を強くしない限り本物とは言えないと思います。総務・経理の強い会社ほど、利益体質であるのも事実です。

利益を出すためには何が大事なのかをもう一度見直されてはと思います。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング