よく、店舗展開の要諦は、2店舗目が成功するかどうかだと言われます。理由は、2店舗目を出すことが一つのハードルになっているからだと思います。2店舗目が上手く行くと、そこから先はかなり楽だと皆さんおっしゃいます。

しかし、2店舗目といっても中身によって少々事情が異なってきます。自分の家族や親族の方で店を展開して行く場合と、全くの他人に任せる場合があります。

正直言って、リスクが少なく経営できるのは、身内の範囲内での事業です。ただし、この場合は、何十、何百と言う店舗展開は難しくなって行きます。おそらく数店舗の範囲内でしょう。

大きな夢を持たれている方は、FC展開まで視野に入れられています。そうなると身内で事業を行うことが難しくなります。血のつながりのない方にも協力を仰ぐことが必要となってきます。

1店舗でも法人化することは可能ですが、経営と言う視点から見ると、血のつながりのない他人様を雇用して初めて法人のような気がします。

親族の方でない人に2店舗目を任せるというのは、勇気のいることです。いろんな問題も発生して来ると思います。

店を展開して苦労され、やっぱり1店舗で堅実に頑張ろうと縮小される方もおられます。お金よりも苦労が多いそうです。いつしか何で店を広げたのかと自問自答するらしいです。

おそらく店を広げるのは、お金ではなく人生勉強のような気もします。それに耐えることができて、そのことを楽しいと思える人でないと、無理に大きくする必要なないのではと思います。

店を展開するためには、夢があるかどうか?
その夢がある限り、いつか成功されるのではと思います。

そのような苦労も含めて、やはり企業というのは、他人を雇用して初めて成立するのかもしれません。企業として、雇用だけでなく社会的責任も果たしてみたい、貢献したいと思った時、個人事業を脱皮しているような気がします。

でも数多くの方が2店舗目にチャレンジして欲しいです。
日本を活性化させるためにも良い店がどんどん出てきて欲しいです。

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