わが町の「○○Walker」が出たので、早速購入しました。
しかし、昔からの超有名店・超繁盛店が掲載されていません。

理由の一つは、雑誌の読者が若者が多いために掲載を控えたということが考えられます。もう一つは、雑誌に載らなくても良い、あるいは雑誌に載ることによってお客様が荒れることを心配されているような気がします。

徐々にこの傾向が強くなって行くと思います。逆に雑誌掲載効果は、効果がないとは言いませんが、薄れて行くような気もします。

雑誌に載った瞬間、お客様の数は増えます。ところが大事なのは、来ていただいたお客様をがっかりさせずに、リピーターにすることです。雑誌掲載はあくまでもきっかにすぎません。雑誌掲載を目的にしていると、常に掲載していないといけなくなり、本来の意図とはズレてくると思います。

だから効果測定を測るにも期間内の新規客数をカウントするだけでなく、そこから何%の方がリピーターになったかが大切です。

昔は、この新規客を増やすことにやっきでした。あらゆる販促企画を使って増やそうと増やそうとあの手この手を考えて・・・
間違いではないと思いますが、次につなげるものがないと経費がかかるだけです。

やっぱり繁盛店ほど無販促のようです。何もしなくても口コミで来てくれる。これが理想だと思います。

でもそこへ行くまでは、何らかの対策を講じてお客様を引きつけないといけません。お客様の目や舌もかなり肥えています。1回でズバリ判断されます。自分が次に利用する店かどうか、本当に怖い時代です。

できれば新規客を増やしたい、苦しいから何とかしたいために掲載するのではなく、完璧な状態をまず作ることが大事なような気がします。

自信を持って打ち出せるレベルに到達していないのに雑誌に載ってお客様が来たとします。お客様が満足の行くレベルでなかった場合、もう次はこられないでしょう。それも永遠に・・・

雑誌に載るということは、ある程度のレベルに達し、よしこれからみんなに知っていただこうというくらいでないと危険だと思います。

そう言っていると、掲載店舗が少なくなって来ますので出版社の方が今度は悩まれますが・・・

雑誌掲載もよく考えて行う必要がありそうです。

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