「社長コピーいかがですか?事務所は持たれないのですか?」と何度か電話をかけてくる一営業マンの方がいます。

2度、3度とかかって来ると正直腹が立ってきます。

でも冷静に経営コンサルタントとして考えてみるとなかなか考えているなぁと感心しました。

1度目は、夕方17時以降。
2度目は、お昼12時過ぎ。

業務に支障のない時間帯を狙ってかけてくるのです。
忙しい時にかかって来たら、即切っていたと思います。ところが、仕事が一段落し、リラックスしている時にかけてこられると、電話に出てしまいます。

闇雲に営業電話をかけても効果はないでしょう。
相手のことを考え、失礼のならない時間帯にそっとかける。
あまり興味がないようだったら切る。
それとお客様の状況や環境をしっかりと聞くこと。

ポイントを押さえた電話なのです。
何度も電話があると腹が立ってきますが、これは活かせるなぁと思いました。
お客様のことを考えて電話をすることです。

商品やサービスによっては、週末や土日の方が良いかもしれません。
営業時間中は、電話をしない方が良いかもしれません。

昔と違って生活も多様化しています。
営業戦略のあり方を考え直す時期に来ていると思います。

こいつわかっていてこの時間に電話して来たなぁと思われるくらいがちょうど良いと思います。お客様を捕まえることはたいへんです。

普通とは違うやり方を考えないと営業成績が上がりません。
皆必死です。経験された方ならおわかりだと思います。

それも自主的に考えて電話をしてきたのなら、評価してあげたいです。
今日は、どこかで成約の話になったでしょうか?
少し応援したくなりました。

皆が昼食に出かけている時、社内で必死に電話をかけている若者が会社の将来を背負ってくれそうな気がします。