ネット上に情報を少しだけ流し、そこから先は会員になっていただくと知りたい情報が取れますよ。
というのは、少し古いビジネスモデルのような気がします。

官公庁の文書なども今ではネット上からpdfで取り出せます。

公開度を上げることが必要な気がします。
いろいろと諸事情はあるかと思いますが、時代が変化したのでは・・・

情報を出せば出すほど信頼感が上がり、そこから受注につながります。

わざわざ会員にはなりたくない。少し見たいだけなのに、という方もおられると思います。

会員の数を増やして、入会金をいただき、それを資金繰りに回せば楽になるかもしれませんが、それが一番危険です。資金繰りのための会員を募ることになります。

お客様が縛られるのを嫌がっておられるように思います。
それに単なる情報レベルでは、もうネットで十分です。

情報を流す側としては大切なものかもしれませんが、いただく方になってみるとそうでもない場合があります。どこまで情報公開度を上げるかが大きな差別化戦略のような気がします。

知ったこと、経験したこと、勉強したことは嘘偽りなくすぐに公開する。
大きな期待をかけずに地道に日々それを繰り返す。
必ず信用や暖簾が上がってくるはずです。

ホームページなども見ても会社情報しか載っていないのは寂しいです。世の中がどうなっているか、業界はどうなっているか、自社の商品やサービス以外に動向まできっちり説明できているものが欲しいです。

お客様は商品やサービスだけを購入しているのではなく、情報も欲しがっておられます。

商品やサービスを売ろうと思えば、この情報公開度が今後大切になってくるような気がします。

特別なメリットがない限り会員にはなっていただけないでしょう。あるいは本当のファン客でないと会員にはなられないでしょう。

敷居を下げるには、鮮度の高い情報を流し続けることです。

情報の鮮度と質、公開度が企業戦略を大きく左右しそうな気がします。