こんな不景気でも数値を落としていないところがあります。逆に伸ばされています。

何か新しいことをやった訳でもないようです。
答えは簡単、無理を言う事ができる仲間がいるということです。
お互いが、苦しい時は助け合う。それも口に出して言わなくても暗黙の了解のうちに行っておられます。

この仲間づくりが経営では一番大事です。無理を言っても聞いてくれる方、何人おられますでしょうか?

特に中小企業では、このような仲間の数だけ業績が上がります。社長の器=企業の業績です。

仲間作りをしていかないと事業は軌道に乗りません。
良い仲間は、次の縁を持ってきてくれます。

顧客履歴ではなく、社長の暗黙の契約を結ばれている数。
それが業績を大きく左右しているのではと思います。

経営では、能力や技術ではない部分の比重が大きいです。どんな人に出会い、どんなお付き合いをしていくかで決まるような気がします。

優秀な経営者というのは、売上規模が大きかったり、従業員数の多い企業を作ったという以上に、人の和をどこまで広げられたか?

好景気の時には表に現れなかったものが、不景気になると顔を出してきます。

不景気でも平然とされていて、逆に数字を伸ばされている経営者もおられます。
違いはこの人の和。

助けてもらうよりもいつも助けてあげること。
常に仲間のことを思うこと。

お付き合いが深まれば、暗黙の契約成立です。
何かあった時は、お互いが協力し合う。そんな関係の仲間を作っていきたいです。

事業では、この暗黙の契約数を伸ばしていかないと、安定しないのかもしれません。