評価シートの項目だけでは評価できない部分があります。
特に最近思うのは、まじめで一所懸命頑張っているのですが、これからどう思っているのかわからない方が多いことです。

真面目だけが取り柄?
それも悪くないのですが、若い方は今後会社にどう貢献し、どうされたいのか、もっと大きな夢を持って欲しいです。

だから5点法や3点法で採点しても出てこない部分があります。

どんな向上心を持って仕事に望んでいるのか、それを言葉にして自由に書いて欲しいです。

評価制度というと採点というイメージがあります。出来ているかいないか、点数で表す。そうすると個人の思っていることは現れない場合があります。

学校の試験では、論文など自由研究の発表がありますが、社会人になると、結果がすべて、評価は数字で表されるようになります。個人の思いや考え方などは基本的には評価制度の中には組み込まれません。

でも学校と同じで点数だけ良い人が、会社に貢献したり、良い人であるとは限りません。特に若い人の評価をする場合、これから会社を背負ってくれるような人材であるかどうかを評価しないといけません。

そこに向上心を持って仕事をしているかどうかの判断が必要になってきます。
上長からの評価だけではなく、これからの人生についてどう考えているのか、それが知りたいです。評価してあげたいです。

実際、数字だけの羅列で評価して良いものかどうか迷っています。

数字では表れない向上心を評価したいです。
そんな人に残って欲しいです。

だから評価制度は点数評価ではなく、行間を読むことが大切になってきます。
会社の意図するところは何なのかが明確になっていないといけません。

完璧なシステムにこそ落とし穴があります。
向上心を持って仕事をしている人をどのような形で評価しいていくのか、企業にとって大きな課題です。

出来の良い人はいらないかもしれません。でも向上心のある人は欲しいです。
前向きに自分を磨いて、もっと上を目指そうとしている若者をサポートするような評価制度を作りたいです。

自分の思いを言葉にする評価制度の項目もあっても良いような気がします。