もう原価については極限まで下げている。
量目もお客様が納得いただけるギリギリの線まで実施。
後は・・・

そうなると売価が適正かどうかを図る必要があります。
10円、50円でも見直せないか検討されてはいかがでしょうか?

現場からは悲鳴が上がっています。
売上は低迷、諸経費の見直しは実行済み。
仕入れも見直し、在庫も減っている。
そこまで行くともう後は、売価設定を見直すしか方法がなくなってきます。

ところが一律すべてのメニューに対して値上げを実行すると、お客様が離れて行く可能性があります。

だから、お客様が納得の行く範囲内で行わないといけません。
あるいは、少しくらいお客様が減ることも想定して、検討することが必要です。

どうも最近の飲食業の状況を見ていると、売価の見直しもやむを得ないのかもと思います。

夏休み後、秋からは新メニュー・新価格でスタートされてはいかがでしょうか?
食材が上がった訳ではないですが、経営上厳しいのであれば、無理をしてもしようがないです。

経営できる範囲内での売価の見直しが大切です。

昔からこの価格でやってきたので・・・
というのもいつまで通用するか?

店は潰さないことが一番大事なことです。

原価が下がらない理由は、売価の設定ミスかもしれません。
どこよりも安く提供するのは良いですが、利益が出ていないのなら見直しが必要です。

あまりやりたくはないですが、どんな手を打っても原価率が下がらないのであれば、最終的には売価設定へ行きつきます。

無理をせず、経営を続けるためにはどうすれば良いかを第一に考えることが大事なような気がします。