景気が悪く、業績が悪化。
売上を維持するのが厳しくなっています。

売上を上げる対策を何か考えないといけないと思っておられる方が大半。
でも最近多い案件は、人事労務の強化です。

売上は、頑張っても外部環境などでブレます。なかなか安定化させるのは難しいものです。

会社を安定化させるには、まず内部からです。売上は安定化させれなくても内部なら可能です。

そこに目を向けられている方が多くなったように思います。これも不況の影響だと思います。少しでも強い企業にしたい、安定した経営をしたいと考えるようになったからではないでしょうか?

売上だけを追いかける経営が行き詰っています。今のうちに立て直しが必要です。

しかし、人事労務と言っても幅が広く何から手を付けて良いかと思うくらい問題・課題は多いです。

まずは、お金の問題からだと思います。
適正な給与体系になっているかどうか、将来に向けての理想の形になっているか、基本給や手当などの見直しが必要です。
給与や退職金の見直しを進めると就業規則そのものを変更しないといけません。
あるいは、将来のことを考えると役員規程やパート規程なども必要かもしれません。

規則でしばる訳ではないですが、すべてのことに関して見直しを図る良い時期かもしれません。

総務や本部のあり方を見直したり、強化したりすることも必要でしょう。
また人材の募集方法や研修教育のあり方を見直すことも必要です。

なぜ今まで手を付けてこなかったのかなぁと思うくらい出てきます。

改善・改革メニューを列挙して計画的に進めて下さい。
ただし、人事労務改善はできれば短期間に行い再スタートを切られることです。
決算に合わせて見直しを図るのが良いでしょう。

でも見直しに着手すれば、キリがないのが人事労務問題。
良い会社の条件の一つに、人事労務が整備されていることが上げられます。

内部体制の強化、是非今のうちに見直されることをおすすめいたします。