売上がベースの経営指標から利益重視の経営指標へ。

シェア法則もあまり意味がない?
企業規模も関係ない?
当然、従業員数も・・・

売上を上げシェアが上がると、主導権を握れ、いずれ利益率が高くなるという予測の元、売上アップに走ります。

しかし、売上が上がってもシェアが上がっても利益率は余計に下がっている傾向にあります。

売上を上げることに対して負荷がかかっていませんか?

売上アップのための社内委員会はよく設置されていますが、利益アップの委員会はいかがでしょうか?

全従業員上げて、売上から利益へと意識を変革させないとたいへんなことになります。安いから買ってくれる、たくさん来てくれるだけではダメです。
販売している商品やサービスについて利益が出ているかどうか一つずつ判断すべきです。

今後経営軸は売上でもなくシェアでもなく、利益へと変わって行くでしょう。
利益が出ていないものはすぐに止める勇気が必要です。
また、評価の基準も売上ではなく、利益重視の評価へと変わって行くでしょう。

会社に利益をもたらしてくれる従業員が高く評価される時代です。
経営者も当然、利益を出せる経営者が高く評価されます。

まずはトップの意識を変えること。
次に従業員に経営軸が変わったことを理解させること。

私も売上よりも部門別の損益の方が気になるようになりました。
数表の一番上の売上よりも一番下の本社経費配賦後の営業利益の方が大事です。

見る視点を変えないと意識付けは難しいかも。
数表自体を変える必要があるかもしれません。

まだ売上やシェアで判断されますか?
今大事な経営軸は、利益です。
そこを中心に経営していくことをおすすめいたします。

部門別損益計算書が出ていないところは危険です!
評価のしようがないからです。
まずは、部門別損益計算書をしっかり出せるようにしませんでしょうか?