よくある光景だと思います。

良いバイトが入らない、入ってもすぐ辞めてしまいます。
今時の若い人を使うのは難しいと店長は嘆いておられます。

しかし、これってバイトさんの問題なのでしょうか?

付き詰めて考えてみると、これは会社の問題です。
まず、面接をしてから雇用している訳ですから、その時点でやっていただきたいことや会社側の姿勢をしっかりと伝えないといけません。

それでも合わないなら仕方がないかも・・・

しかし、それ以上に問題なのは、教える人です。
教え方、伝え方が悪いばかりに辞めていかれる人が多いということはないでしょうか?

実は、このことがネックになっていることがほとんどです。

いろんな業務マニュアルがあると思いますが、新人さんを教えるためのマニュアルってないんです。でもそれが一番役立ちます。

新人を教えるためのマニュアル。

ここに注力されてみても良いかもしれません。
入ってもすぐ辞めます。と現場から愚痴が出ます。
でもそれは、新人さんの能力や店に合わなかったというのではなく、教える側がしっかりと教えていないからです。

どうやってまず1日目を教えるか?
あるいは面接後、初出勤までに覚えてきて欲しいものを伝えていますでしょうか?

手順を間違い、すべて当日あれもこれも教えるなんて無理です。
新人を即戦力化するためには、マニュアルが必要です。

辞める理由は、教え方が良くないからです。つまらないからです。
やる気が出て、次の目標が持てるような教え方をしないと辞めて行かれます。

悪いのは自分。バイトさんではないです。
それを店長が気付かないと、成長はないと思います。

辞めて行かれる方が多い店長ほど、力がないと思って下さい。他の業務よりも
人が辞めない職場を作る方が大事です。

人が辞める職場は、どうしても経費高になります。

どんなに奇抜な新人さんでもお店が好きになる、店長が好きになるお店を作って下さい。

新人さんの離職率があなたの通知簿です。