残物、そのままゴミにしていませんか?

残物が出るのは仕方がないとしても無意識にゴミ箱へ直行では良くないです。
まず、どのようなものがどれくらい残ったのか、目で把握すること。

次は、必ず計量すること。
捨てる前に、測ること。

捨てるものだからと言って無造作に捨てていいというものではないです。
原価率の高い店ほど、この廃棄率も高くなっています。

ところはハウスルールがなかなか決まっていません。
現場任せがほとんど。

良い数字を出すためには、数字で把握できるように仕組みを作ることです。

それに残物が多い結果が出ると、仕込みの段階からやり方を見直しだします。
自然とお客様と使用量の誤差が小さくなります。

だから原価は、残物を見ればわかります。管理体制のすべてを表しています。安易な残物の扱いはすべて原価に跳ね返ってきます。

店長もなかなか気付かないところ・・・
会社側からの一定のルールが必要でしょう。

ただ残物と言っても食べ物や箸、紙類、ビニール類など様々です。それを分別するのはたいへんなことかもしれませんが、環境対策のことを考えると今後の検討の余地がありそうです。

無駄を出さない店づくり。すべて従業員の給与の返ってくるとことお伝えされてはいかがでしょうか?

ゴミ箱をあさるのは趣味ではないですが、一番先にチェックさせていただいています。
ゴミの扱いでその店の店長の質がわかるかもしれません。

コツは、大きなゴミ箱を設置しないことです。大きいと何でも捨てるようになります。ゴミ箱の数もほどほどに・・・

原価アップはいろんなところに原因が潜んでいます。
少しずつ見直しが必要だと思います。