業績が悪化してご相談に来られます。
その後、再生プランを作成し、ご提示させていただきます。

会社や銀行、双方が納得行けば、そこから実行支援のスタートです。

この再生プランについては、数字合わせ、言葉合わせ的なところが多分にあるのは事実です。

プラン以上に大事なものが一つあります。
それは、トップの愛社精神です。

裸になって、もう一度事業を再生するんだ!
従業員の雇用を何としてでも守らないといけない!
会社がなくなると、お付き合い企業様まで迷惑がかかる。

自分のことよりも会社が大事。
と思っている方でないと中小企業のオーナーは無理だと思います。
首をすげ替えれば済むという大企業とは違います。
中小企業は、トップがすべてです。

逃げることはできません。
現実を直視して、頑張らないといけません。

プランの完成度や納得度、理解度よりも愛社精神がどのくらいお持ちなのかを測らせていただきます。

自分のことよりも会社の現在・未来について心配されているなら再生は可能でしょう。

また、幹部役員や幹部社員が同様に愛社精神をお持ちなら改革スピードは速くなります。

愛社精神は、教えて身につくものでもなく、おかれた環境の中で徐々に植え付いて行くものだと思います。そういう職場環境を作ることこそが企業運営の中で大切なのかもしれません。

愛社精神のある会社へ訪問させていただきますと、うれしいです、楽しいです。
目が輝いておられます。決して、給与の大小ではないです。

会社の利益化のために一所懸命。
そんな姿の経営者を応援していきたいです。