たった1社の成功事例、自社に活かせるか?
よく他社はどうですか?というご質問があります。
良い点は学べば良いですが、その企業の成功されている理由は、表面的なものではなく、様々な要因が重なった結果だと思います。

だから安易に真似ても成功するかどうかはわからないと思います。
自社の業績が不振になるとどうしても他社が気になるようです。

成功事例から学ぶのであれば根本的なものから学ぶべきだと思います。社風や企業体質なども大事です。商品やサービスが差別化されているだけではないです。

昔は新しい商品や手法が出てくれば業績が上がりましたが、今はマーケティングだけでは難しくなっています。

成功事例もマーケティング面での話が多いです。企業経営として成功されている話はどちらかというと少ないです。

雑誌やマスコミに取り上げられたとしてもそれはその一瞬の評価に過ぎません。企業は継続性が大事です。何年も業績を上げ、維持することができているかどうかに重点を置くべきです。

新しいマーケティング手法を研究するのは良いことですが、事業を安定化させたり、業績向上させることは疎かになっていませんでしょうか?

立場や役職によっても異なりますが、今のような時代には会社を潰さない経営が一番大事です。

だから他社の成功事例の前にまず社内の整備・改革を進めませんかとお伝えさせていただいています。

理由は、業績不振の要因は必ず内部に潜んでいるからです。目線を中に向くようにしないと、業績不振は外部環境のせいだということになります。


中を強くしないと、目先だけを追いかける経営に陥ります。
役職が上がるごとに、マネジメントに目を向けるよう社員教育をすることが必要かもしれません。

他社の成功事例が気にならなくなった時、本物なのかもしれません。