安さ・高付加価値に健康志向が加わった感があります。
昔は何か突出していれば成功すると言われました。今は、3つの要素を満たしていないと売れない時代になったようです。

今までは安さと高付加価値は反対軸です。なかなか両方を結び付けることが難しかったです。さらに健康志向となる、全く新しいジャンルのようでした。

健康志向なのはわかっていてもそれを標榜し過ぎると上手く行かないといったことが繰り返されていました。

健康志向で品質も良く、安くできれば売れるのになぁと思っておられた方も多いと思います。健康志向が進み過ぎ、味や品質についてお客様が満足されなければ意味がないです。

つまり、健康志向でありながら、高付加価値でなおかつ安いことが条件のようになってきています。

先日、食品スーパーへ行ってビックリしました。酒売場の冷蔵庫の中の缶チューハイのほとんどが糖質ゼロのものが並んでいます。糖質ゼロがあたかも普通で定番のようになっています。

おそらく食品スーパーですからPOS管理は当然されているはずです。糖質ゼロやカットしたものが売れ行きが良いためこのような棚割になったのだと思います。

消費者がここまで支持するのは単に健康志向だからというだけでなく、味も良く他の商品と同じくらい安くできることが魅力だからだと思います。

何か一つだけ大きな特徴があるだけでは通用しなくなった感じがします。学習した消費者の目はだんだんレベルアップして行きます。

何か一つが100点ではダメで、二つ、三つと要素を足して行く必要があります。
健康志向を前面に出すのは売上から考えると危険だったのが、今や主流や本流になろうとしています。

いよいよ本格的な健康志向がやってきた感があります。食品スーパーなどではどちらかというと価格に流れやすかったものが、健康あり気で売場を作っています。

食の潮流を作るのは、身近な食品スーパーからです。お酒を召しあがる方ほど、健康に敏感です。まずはそこから大きな変化があるのかもしれません。

変化の兆しを逃さないように上手に仕掛けて行くことが大切ではと思います。