株式会社ニッサン・コンサルティングの西口昌宏社長の口癖があります。
伸びる人ほど年下を可愛がっている。自分が成長したいなら年下の子を可愛がりなさいとおっしゃいます。

年下の人を可愛がらない人は、伸びないというのは何となくうなずけます。
自分だけ良いというのではなく、自分より年下の人をどれがけ大事にするかで、
自分の人生が決まるような気がします。

上ばかり見ていてもみっともないです。出世が先に頭にあり、どうしても上との付き合いを広げようと努力するのももっともかもしれませんが、それでは自分が今度上に立った時に苦労されるでしょう。

今の自分も大事ですが、自分が上に立った場合に助けてくれる部下や若手がいることが成功の条件となります。

下から慕われる人を評価し、役職を上げて欲しいです。決して能力だけではないです。この下から慕われると要素は、組織の中においては重要な部分だと思います。

このことが欠けている方に役職を付けるとなると、後々反故が生じてきます。
なるべく早い段階で見に付けた方が良さそうです。40歳を過ぎて成功されている方を見ているとその方ご自身の能力だけではなく、周りの方とのお付き合いが上手です。特に、若手の方との接し方が上手です。

自分と年下の人の壁を作らない。自分からその輪の中に入って行く。
一定の距離を保ちながら情報交換を行う。

簡単なようですが、実は同年輩や上司・年長者とお付き合いする以上に気を使うものです。どのように接して良いのかわからない場合もあります。

でも自分の将来を考えた場合、今の若手や年下の方々がいつか自分を助けてくれます。

言葉には直接出さなくてもいつも飲み会には若手が混じっている。
自分の情報交換のためでもありますが、その若手の方が諸先輩に触れてもっと大きな人間になれよとアドバイスされているような気がします

そんな親分のような方が、身近におられると何かと勉強になります。

年下の人を可愛がらない人は、成功しないというのは本当の話だと思います。
距離を置かず、嫌がられず、上から目線にならないように気を付けて、お付き合いさせていただくという姿勢を大事にして行ければと思います。