先日、とある街の居酒屋に入りました。

年代を感じさせるお店で、女将さんが一人で対応されています。
奥に座敷もありますが、ほとんどカウンターで商売をされているのでしょう。

お店に入ると先客がおひとりおられました。
少しお酒をいただいているとまた二人。
カウンター越しに話をしていると、お客様同士が話をするようになりました。

また一人、カウンターへ・・・

もう何か小さな話題があると、皆が乗ってきます。
お酒も止まっているくらい話に夢中。

実は、飲むことよりもこのことが楽しくて行かれる方も多いのでは?

小さくても息の長い商売をされそうな気がします。

カウンター、これからますます重宝されそうな予感がします。

飲食店で今後、業績を少しでも上げたいなら、このカウンターを強化することです。お客様との小さな会話。お客様同士が会話をなさるような空間を作ることです。

お客様が来ないとか、減ったとかよく聞きます。
しかし、カウンターのお客様は減っていないのではないでしょうか?
一度ふらっと立ち寄り、感じが良ければ次につながります。

こんな飲み方、日本独特の文化だと思います。
一人さびしく暖簾をくぐったが、意外や意外、仲間できた!
楽しかった!となれば、また来ようと思います。

皆、誰しも癒される空間を求めています。

カウンター商売で業績が決まるのでは?

失礼な言い方かもしれませんが、あなたの料理の腕ではなく、カウンターの雰囲気に惚れておられるお客様が多いのではないでしょうか?

少し、飲食店活性化の光が見えたような気がしました。