面談ヒアリングなんて今までなかったです。初めてです。
私たちの希望・要望は、会社に反映されるんですか?
という答えが多いです。

言えば良くなるのでは、自分にとってメリットがあると思っている方がおられるかもしれません。

だから、面談ヒアリングを実施させていただく場合、その主旨と今後の進め方について説明させていただきます。

以下、私の口頭での説明内容です。

面談ヒアリングの場でお聞きしたことは、取りまとめて会社に報告させていただきます。

その中から、会社として優先順位を付けて対策を打って行かれると思います。まず経営という視点が大事なので、事業運営する上で大事なものから着手して行かれます。

それと今回の面談ヒアリングから、会社の方向性や方針を出来る限りお伝えできればと考えています。

皆さんの貴重なご意見は、書面にて会社に報告させていただきます。ただし、そのことがすべて実現されるかどうかはわかりません。会社は、経営という視点が一番大事だからです。

そのため、資金的なことも考慮に入れ、経営計画の中で判断させていただきます。特に経費のかかることはじっくり検討しないといけません。

また給与のことに関しましても慎重に再整備して行くべきことなので、すぐに答えが出るものではないとご理解下さい。

と・・・

自分の意見は言えば実現できるかもしれない。実現に近づくかもしれない。と思われても困ります。

意見は即反映されるのではなく、一意見として議論の場に上がるということです。

面談ヒアリング後大事なのは、会社の方向性を明確にすることです。そこから順に改善項目へと落とし込みが行われます。

私たち意見がかなう良い会社に変身するのではなく、現場の実情を分析して会社の方向性を決めるために面談ヒアリングを行うことを重々説明することが大事です。

不平不満はどこの職場にもあります。
説明責任を果たしていないので、不平不満が募っている場合が多いです。
どこへ話に行って良いかわからないという意見もあります。

業績の悪い時ほど、従業員の意見に耳を傾け、職場環境を改善することが大事ではと思います。

良い意味での面談ヒアリング、定期的に実施されてはいかがでしょうか?