2011年 5月の記事一覧

11年05月17日 15時26分00秒
Posted by: takeuchiconsult
学生時代には様々なことを経験します。学生時代に一番自分のためになったことは何かと問われれば、いろんな答えが出て来ると思います。友人関係、ゼミ・講義、サークル・クラブ活動などなど・・・

でも実際は、アルバイト経験で学んだことが多いのではないでしょうか?同学年の学生と一緒にいる時よりも社会人の先輩方と一緒に仕事をすることによって社会を知って行きます。

私も自慢ではないですが、夜学で大学は5年間通いました。昼間は当然アルバイトです。朝8時30分~16時までアルバイトさせていただき、そこから電車・バスを乗り継いで学校へ行きました。

学校で学んだ講義も楽しかったですが、アルバイト先で学んだ実体験がやはり忘れられません。毎日毎日、プレス機や工作機械と格闘していました。たまたまそのアルバイト先の会社がトヨタ生産方式を導入している会社だったので生の生産管理が学べました。

それともっと勉強になったのは、会社や組織について、あるいは対人関係などです。20歳前後の若者にとっては一番刺激的で学ぶべきことが多かったと思います。

でもこのようなことを就職活動の面接時にどう面接官に伝えるかが大事です。

学生側は、バイト経験を語りたい。企業側は、面接の時に受ける印象や人柄、今後の可能性を図りたいと思っています。

どんなアルバイトを経験したかではなく、どんな壁にぶち当たり、どう乗り越えたか、どんなことが身についたかを語ることです。

単にアルバイトしていましたという経歴を語るのではなく、そこから何を学んだか、どんな失敗をしいてどうクリアして行ったのか、そのプロセスを簡潔に述べることができる力を付けることです。

人柄を図ろうと思っても面接を数回行っただけではわかりません。でもチャンスを与えられている訳ですから自己アピールが大切です。

アルバイト経験から自分がどう変わって行ったのか、そこに着眼点を置いて語っても良いのではと思います。

同級生や学生同士の付き合いからでは、企業が求めているスキルは身に付きません。大人の世界に触れてみて自分がどうだったのか、あるいは今後その経験を生かしてどのようになりたいのかを語ってみてはと思います。

私ももう一度、面接官から1分間スピーチのチャンスをいただけるのなら、必ずアルバイト経験を語ると思います。

日本の学生は勉強をしないと言われますが、それは学校で机に座っている時間のことを言っていると思います。誰しも皆アルバイトをしながら生計を立てて、社会人としての前準備をされていると思います。

思いっきり、アルバイト経験を語って欲しいです。そこからしか、短い面接時間で人間性を図ることはできないと思います。
11年05月17日 12時26分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ゴルフはされませんか?とよく言われます。若い時、ゴルフ練習場で球を打ったことはありますが、コースへ出たことはないです。でもコースへ出れる力が付いたとしいても長く続かないと思います。

いつもクラブを地面にたたきつけて、クソッ!と叫んでいると思います。
理由は、思い通りに行かないからです。思い通りに行かないものに時間を割くことはできない体質です。

私的には、ゴルフよりも経営の方が、まだ思い通りに行きます。微調整も可能です。やり直しは何度も効きます。こんな面白いものはないです。

釣りも同じ。釣りはされませんか?と言われます。釣りも釣れるまで待たないといけません。それにプロの方にお聞きすると、前準備に2週間くらいかけて真剣にやるとか・・・だから釣れるのだと思います。

私のような素人がやれば1匹も釣れないでしょう。それでまた頭がカッカします。また釣れたとしても釣れるまでの時間が長いです。待てません。

経営は待っていても良い成果は上がりません。常に動き続けてチャレンジし続けて行かないと良くないです。それに成果や結果もすぐに見えます。自分の実力も把握できます。背伸びせずに、次の目標が何なのかも自ずとわかってきます。だから経営の方が興味があります。

おそらくどんな趣味も経営の面白さに比べたら、比ではないような気がします。
それと経営には上限や際限はないです。勉強してもここまでというラインはないです。常に勉強し続けて行かないと、遅れを取ります。

趣味を大切にされている方もおられると思いますが、私にはできないようです。
いつも忙しくてバタバタしています。

体を休めることができる時に休んでいます。
でもいつも頭の中は経営のこと。

ゴルフも釣りも縁がないままに終わりそうです。
趣味がないと言われればしようがないですが、これも一つの生き方。
楽しくさせていただいていますので、このままのスタンスで行こうと思います。

やっぱり経営が一番面白いです。
11年05月17日 09時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
対応策は、落ち幅を業界平均、世の中の平均よりも少なくすること。

皆さんよく景気はどうですか?業界動向はどうですか?と質問があります。おそらく、少しでも良くなるという話を聞いて、勇気づけたいと思っておられる節があります。

でも実際問題、昔のように成長期ではないです。成熟期です。マーケットは縮小し、景気はかなり悪いです。会社を潰さないことが一番です。

失礼な言い方かもしれませんが、会社を潰さないように上手に縮小して行くのも一つの考え方。マーケットが大きく成長することがないのに、昔のように成長戦略を組むのは難しいです。

業界や世の中の平均値よりも落ち幅を少なくすることです。成熟したマーケットの中では、伸ばすことよりも維持する方が難しいです。少しずつ下って行きます。それを抑えながら事業を継続しないといけません。

そして、次は維持しながら次の事業を探す作業が大事になってきます。

でも何とか昔のような売上数字にしたい、下がるのはなく伸ばす数字にしたいとトップは皆お考えです。どうしも納得したくないという気持ちもわかりますが、急激に自分の事業マーケットが大きくなるのでしょうか?

下がるとわかっているなら、下がる戦略を組まないといけません。無理な数字の羅列では経営になりません。

マーケットは緩やかに下って行くようです。それを認識できないと、上手く経営できないような気がします。

まずはこのことありきで考えるべきです。ひょっとすると良い話があるのではと問い合わせや相談がありますが、期待に答えれるようなことは起こっていません。

過去に日本が経験しなかったことが起こっています。マーケットが下がるという現実です。

今までは、どう伸ばすか、どうやって拡大するかが、経営者の仕事でした。でもそれは昔の話、今の経営者に大切なのは経営を整えること、現実を理解することのように思います。

マーケットが下がって行く中で自社をどう位置付けて行くか、その答えを見つけて行く作業が今後大事です。

緩やかに下って行くマーケット、実は一番恐ろしいかもしれません。冷静にもう一度、事業戦略を見直されてはと思います。
11年05月17日 07時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
読書をするとそのまま出世につながっていたり、大企業の幹部候補生になっていました。

ところが今は読書をしたからといって何も約束されません。

本はお金を出さないといけない、ネットの情報は無料だからそちらを優先するという若者まで出ています。

読書のあり方をもう一度見直しても良いのではと思います。
個人的にiPadを使い始めましたが、おそらく本を片手に読書は止めないでしょう。

本を読むと何が良いのでしょうか?
それは、集中力が高まります。本の中にのめり込むことができます。外部と遮断し、集中して字を追うということが最高の訓練になります。

書類などに目を通すにも集中力です。活字離れしていると容量を得ず、ポイントもつかめません。

何を読んだか?どれだけ読んだか?ではなく、時間の空いた時に集中して読むことに意義があると思います。

月に最低1冊は読んで下さいとお願いしていますが、なかなか良い癖は付かないようです。まず上長の方から読書をされて、部下の方に推薦本を紹介されるのが良いと思います。

読書癖のある会社は、自然と力が付いて来ます。読書は、年代によって興味が違ったり、必然性も違ってきますが、自分で読みたいものから読めば良いと思います。

それに学校の勉強ではないので、読みたい時に読みたいだけ読めば良いです。感想文を提出する訳ではないので、自分で読みたいと思った時に読むだけです。

ただし、読書量が即、出世につながる訳ではないので、後は自分でそれをどう活かすかだと思います。

本当に本が好きでないと、読書は続かないです。
でも皆いろんなきっかけで読むようになっているようです。今日読まなくても明日から読むかもしれません。

昔は夏は読書がたいへんでしたが、今はクーラーの利いた部屋があります。快適に読書ができるのではないでしょうか?
11年05月17日 05時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
まずは損益分岐点を下げる作業が必要です。固定費を下げるということは、今までの膿を出すということです。少々痛みを伴っても思い切って行わないと、いつまで経ってもできないです。

ただしこの固定費の削減を極限まで行ったからといってV字回復が望める訳ではないです。固定費の削減だけでは、分岐点が下がっただけで業務改善になっていません。また成長戦略の視点からも未着手の状態です。

経営戦略を組み立てる上で大事なのは、営業戦略です。固定費の削減は、トップの決断と勇気があれば誰でもできるものです。大事なのはそこから先です。事業が継続運営できるように営業面での手直しが必要です。

営業面の見直しがないままに修正した経営計画書を書くと、後になって予測とは違う結果になります。

固定費の削減についてはチェック・確認がしやすいです。しかし、営業面の数字や売上は予測不能です。ピッタリ読めるなんてことはないです。外部環境の変化でいくらでも変わってきます。それも良い方に変わるなら良いですが、現実は悪い方に悪い方に結果が出てきます。

だから当初の計画通りに売上や粗利が達成していないということがよくあります。

営業をどう強化していくか?逆にこのことが見えていないと再生やV字回復は
難しくなります。営業を立て直す絵が描けることがV字回復の条件です。

営業強化の絵が描けないと、事業縮小しか対策がなくなってきます。未来に夢を持てるようにするためにも営業の立て直しに全力を投球すべきです。

ところがこの営業面の計画は、外部の方々の目では把握しにくいです。数字の羅列だけでは判断できません。業界に精通している方でないとわからないでしょう。

売上、粗利率の根拠がどこにあるのか、それが見える計画やアクションプランが必要です。この詰めこそがV字回復の呼び水となります。

未来に対しては、固定費の削減以上に営業戦略の立案が大事なような気がします。
11年05月17日 02時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔は、一人前の営業マンになろうと思えば、ゴルフかお酒を覚えなさいとよく言われました。

ところが、最近の若い方を見ていると懐が寒いのかゴルフをされる方は少ないです。お酒も昔のように飲む方はいません。ビールは飲まず、最初からカクテルやチューハイ。日本酒や洋酒に至っては、全く口にしない方がほとんどです。

この状態で無理矢理ゴルフやお酒を進めても楽しくないと思いますし、腕も上がらないでしょう。彼らに合った新しいものが必要な気がします。

その一つがネット上での友達づくり。これは、年配の方では勝てないと思います。メールは生活の一部、メルマガやブログ、ツイッターと様々なことをやっています。

ネットで取引先が増えるのか!と目くじらを立てないで下さい。
人それぞれ、時代に合ったやり方があると思います。苦手なことをやっても身に付きませんし、モチベーションが下がるだけです。

それなら興味のあることをさせて、成果を上げるようにサポートしてあげても良いのではと思います。

大手企業では、全社員がツイッターをやることを義務付けているところがあるくらいです。おそらくその可能性をご存知だからでしょう。

ただし、成果を上げるために実施することです。興味本意ではなく、お客様を獲得したり、情報収集の武器として活用することが大事です。そのような意識を持って積極的に頑張っていただければ、今までネット対策ができていなかった会社に新しい風を吹かせることになります。

飲めないお酒のお付き合いほどつらいものはないです。それなら早く家に帰っていただき、パソコンと格闘してもらってはいかがでしょうか?

業務の一環として、必ず進捗状況だけはチェック・確認して下さい。

もうゴルフやお酒の時代ではなくなってきているような気がします。彼らには彼らのやり方があるのではと思います。認めてあげて下さい、新しい営業方法を・・・

全く違った形でのアプローチですので、上手く行けば新しい顧客を獲得する可能性があります。

これからのできる営業マンの条件に、ネットの活用が加わるような気がします。
11年05月17日 00時01分00秒
Posted by: takeuchiconsult
手帳にスケジュールがいっぱい。
スケジュールが入っていないと不安?
攻めていないと仕事は入って来ないと思っている?

手帳にスケジュールが入っていないと無理矢理仕事を入れる癖が付いていました。それが一番仕事ができる方法だと思っていました。間違いではないと思います。20代、30代は人の何倍も経験を積まないと一人前にはならないと言われます。

ところが40歳も過ぎると、この状態から早く脱却して、良い仕事をしなさいとよく言われます。

でも急に変えることができないのが本性。早く走り過ぎると、早く疲れます。必ず大きな壁にぶち当たるそうです。

目先の小さな成功以上に、将来にわたって成功できるような息の長い仕事をどうやってやるかが大切だそうです。

息の長い仕事と言っても・・・どうすれば良いのか?
まず仕事そのものよりもお客様を大事にすること。飽きないこと。続けることを考える?

後は体を大切にして、目先の成功を追いかけ過ぎないこと。それと大事なのが数字ではなく、余裕を持った仕事の仕方をすべきではと思います。息が長いとは余裕のことのようにも思います。

中身やプロセスを大事にする仕事の仕方ができれば、プロの仕事だとも言われます。そのためにもやはり余裕が必要なようです。

経験を積むと、前準備や後始末が上手くなります。それは自分の余裕を生み出すため。

スケジュールに振り回されることなく、自分の時間がどれだけ取れるか?
それと、自己研鑽しながら、次のテーマを探し続けることに興味を持つことも必要です。

また、数字や予算も大切ですが、常に自分の成長をチェック・確認しながら進むことも大切なのかもしれません。

「息の長い仕事をしなさいよ」と皆さんアドバイスしてくれます。
でも私のような若造にはまだまだ理解できていないのだと思います。でもこのことが仕事を続ける上で一番大事なことだということは間違いないようです。
11年05月16日 21時00分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昇進・昇格はどの企業でもあると思います。誰しもうれしいものです。会社から評価してくれていると思うとやる気が倍増します。家に帰っても温かい言葉や手料理が待っています。いいことずくめです。

でももう一つうれしいものがあります。会社や家族以上にうれしいもの。
それは直属の上司からの評価です。この方に評価していただいたんだと思うと本当にうれしくなります。厳しい言葉やきつい仕事も吹き飛びます。

会社という組織に属していると、会社からではなく直属の上司から評価されたと思うとうれしいものです。ついてきて良かったと思います。

この時の上司の褒め方で、この方の今後の成長が決まります。また上司の方自身の成長も決まります。

昇進・昇格は、俺の推薦なんだ!とは思わず、素直に喜んであげて欲しいです。言葉もかけてあげて欲しいです。特に、昇進・昇格に値した理由を伝えてあげて欲しいです。

良い上司の客観的な条件は、昇進・昇格者の数です。それだけが評価の対象とは言いませんが、あの人の下で働くと出世が早い、適切に評価してくれると思われると必然的に良い人が集まってきます。

日本人は褒めるのが苦手な民族のようですが、褒め方、評価の仕方で人は変わります。できれば大化けするくらいの言葉をかけてあげて欲しいです。

言葉だけでなく、できればプレゼントも・・・
男にとって上司からいただいたものほどうれしいものはないです。お金以上にうれしいです。

節目、節目でそのようなことが自然とできることが、良い上司の条件だと言われます。

部下を喜ばせることが大事です。お客様を喜ばせることは、皆プロですが、部下に接するのは苦手だという方よくおられます。でもそれだけではダメです。記念になるようなものを部下の方に贈ってあげて下さい。

このプラスの連鎖が会社に伝統として残ると、会社は成長すると言われます。
物をあげるのは大義名分がないとなかなかできないものです。昇進・昇格時には贈り物をする癖を付けた方が、次の出世を約束されているのかもしれません。
11年05月16日 17時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの分野、どの業種においても言えることだと思います。世の中には頭の良い方はたくさんおられます。学歴や経歴の素晴らしい方もいっぱいいます。免許を取得されて成果を出されている方もおられます。

でも昔のように深い専門知識を持つことによって優位性を保ったり、差別化を図れるという甘い環境ではなくなってきました。

専門知識は、持つことがあくまでも通過点。それをどうやって活かすかがプロの世界。

我々コンサルタント業界も同じです。良い仕事をすること、クライアントを満足させることだけでは、長期に渡ってクライアントとお付き合いすることはできないと言われます。

また、優れた仕事をした上で、公私にわたりクライアントとの関係を構築できた人がさらに信頼感を築き、次のステージへ上がると言われます。

例えば、中小企業や個人店の場合、最初は当然経営の診断・アドバイスから入らせていただきますが、そのうち親族の身の上相談であったり、健康に関する相談ごとが出てきます。さらにはお子さんの受験などについても・・・

杓子定規に自分の業務範囲内のことを淡々とこなしていれば大丈夫ということはないです。お客様は専門知識以外の人間の器や幅まで観察されており、期待されています。

あの人と話していると楽しいなぁとか、顔を見ているだけで何かやる気が出てくるとか、他の要素も大事なようです。

専門知識を持っている事をアピールしてもそれは当たり前の世界です。そこからどんなプラスアルファを提供できるかが鍵です。

専門知識を持つことではなく、プロを目指さないといけないということでしょう。プロになって初めて飯が食えると言われます。

知識は持つものではなく活かす事。

お金をいただけるのは知識に対してではないです。プロの仕事をしたからいただけるものです。

やはりプロを目指さないと・・・・

プロと言われる人こそが、必要とされている人のような気がします。
11年05月16日 16時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
あるいは休める時に休む癖付け。これが大事だと言われます。毎日、必死で頑張るのも良いですが、体を壊しては元も子もないです。

会社に住んでいるのかと思うくらいいつもいる人。朝早くから夜遅くまで残ってくれている社員の方には頭が下がります。でもそれも若い時だけ。歳を取って、そのような行動をしていると、かえって疑われます。言葉は悪いですが、能力がないということを証明しているようなものです。

会社に残って仕事をしていることが美徳である時代は終わったように思います。残るとしても自分の成長のために時間を使われてはと思います。

例えば、19時を過ぎると、新しいプロジェクトや新規事業案件の資料集め、あるいは自己研鑽のための時間に充てるようになると一人前だとも言われます。

会社の業務を朝から晩まで行わないと終わらないというのは、会社の組織に
問題があるのか、本人に問題があるのかのどちらかです。

それと上司の目としては、キッチリ休んでくれている人、リフレッシュしてくれている人の方が安心です。次の休みは何をしようか、いつも会話に出て来るくらいであって欲しいです。

休みの日も家でゴロゴロ。
会社から連休を取って良いと指示があっても消化できない若者が出ているそうです。

昔こんなことがありました。ある店長が凄く業績を上げたので、ご褒美の意味を込めて会社から5日間の休暇をもらいました。ところが、奥様もいらっしゃるのに旅行へも行かず、とりあえず1日・2日と家で体を休めていたそうです。3日目にもなると、テレビやゲームにも飽き、夕方には店に出ていたそうです。

本人いわく、「3日も休むのはつらいです。それだったら仕事をさせて下さい。
私には連休はいりません。」と会社に言ったそうです。

本人はそれで良いかもしれませんが、部下の人たちはどう思うでしょうか。
私たちもひょっとしたら休めないかなぁ?あの店長と仕事をすると休めなくなる。と思われてしまいます。

そうするとその店長の店からは、スタッフが辞めて行くか、移動願いが出ます。
真面目で良い店長なのに、人が離れて行く。悲しい現実が待っています。

できる人ほど、意図的に仕事をしない日を作っておられます。出来る人ほど、大型連休を取ってリフレッシュされています。

休むことは罪悪ではないです。休まないことの方が罪悪です。

もう昔とは違います。胸を張って、今年は昨年よりも○日だけ休んだ日が増えたと言って欲しいです。
11年05月16日 15時58分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「事業の最大の目的は『お客様を増やすこと』であって、目先の金利を低くすることではない」とよく言われます。その通りだと思います。

金利の利率が少しでも低くなれば経営が楽になると思われている方がおられますがそうでしょうか?

返済する側としては金利は気になるところだと思いますが、それ以上に大切なものがあります。それは年間の返済金額です。総額の返済金額がどうなのか、その方が大事です。

経営では金利ではなく、この返済金額によって資金繰りの余裕度が変わってきます。金利云々よりも少しでも返済金額が少ない方が、経営が楽です。

おそらく金利を気にしているのは、経営者の方だと思います。経理担当者の方は、資金繰りで頭がいっぱい。返済できるかどうかのところで戦っていると思います。

銀行への交渉の仕方も色々あると思いますが、単純に金利を下げて欲しいという交渉よりも年間の返済金額が少しでも少なくなる交渉をされた方が良いのではと思います。

それに金利はその企業に対する評価そのものです。銀行側としても簡単に変える訳には行きません。

借金の額の大小で経営の余裕度は決まりません。返済ができ、事業が回っている間は、どんなに借金があっても大丈夫です。

逆にどうすれば余裕を持って回せるかを第一に考えるべきです。他社の金利が気になり、つい会話の中で「貴社はいくらの金利で借りられていますか?」と
話されている風景をよく見ます。

経営者同士の会話の中で必ず、金利を確認し合うと言う行為があります。でもそれは目先のことであって、本質的なものを捉えていないと思います。

大口の返済や銀行への元本金利の返済額などを手帳に日付を入れて、記帳されている経営者もおられます。これが中小企業の儲かる経営者の姿です。

返済に余裕を持たせる種々の対策こそが、事業運営を楽にさせます。
他社よりもうちの方が金利が高いじゃぁないかと目くじらを立てないこと。それ以上に年間の返済金額が減っているかどうか、そのことを気にされた方が良いと思います。
11年05月16日 14時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
社内でクールビズを標榜し、実行されている分には問題はないでしょう。
しかし、社外の場合、どうでしょうか?

社内ルールではなく、相手のお客様の都合に合わせることが必要です。お客様やクライアント企業よりも服装が崩れていないことが大切です。

あるいは、初会は正装で行き、先方から次回からは楽な服装でお越し下さいと言われれば別です。

ほんの小さなことですが、服装が乱れるとすべてが乱れ出します。自然とここまでなら良いですよというラインを超え出します。気が付くと、たまには私服で出社ということにならないように・・・

室内温度も28度に守られているでしょうか?
涼しそうに社内で仕事をしている社員を見たらたいへんです。冷房がかかっていても薄ら汗をかいているくらいが理想です。そんなに快適なら、外へ営業に行かなくなります。

このようなクールビスの場合、細かな規程やルールはないです。自主性に任せている部分が多々あります。社会人としての自覚がないと乱れてしまいます。

クールビズだから何でも良いでは困ります。クールビズだからこそ会社の姿勢が問われます。逆にクールビズの場合は、服装チェックが必要かも?

限度を超えた人がいないように・・・
社外の方はチェックされています。

会社が無法地帯にならないように適切な指導が必要です。それとどの程度まで許して良いのかわからないのでアドバイスをいただきたいという相談もあります。

一つの答えは、御社のお付き合い企業様に合わせて下さいとお答えしています。一概に世の中ではここまでは大丈夫ですよとは言えません。企業はすべてお客様ありきです。だから自社のお客様のレベルや状況に合わせるのが一番です。

でも自社が一番ゆるくならないように注意して下さい。
快適な環境を提供するのは良いですが、くれぐれも度を過ぎないよう注意を払う必要がありそうです。
11年05月16日 13時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
新任役員の方々へ、今までの延長線上の仕事をされては困ります。会社のためになることを提案し、実施して欲しいです。

サラリーマンとは違って、通常任期は2年。その間に成果が上がらなければ退任です。従業員をクビにすることはできませんが、役員は成果で判断されます。

まず、サラリーマン時代のことを捨てること、忘れること。
役員の報酬は、サラリーではないです。会社に貢献できなければ、会社に残ることはできません。

与えられた期間は2年。就任する前から、もし自分が役員になったらこんなことをしようというのが頭の中にないといけないと言われます。なってから考えるでは遅いです。

目先の業務をこなすだけではダメで、もう少し高い位置から会社を客観的に見て自分が会社に貢献できるものを探して下さい。

会社によっては部長の延長線上で従業員役員という形のところもあるようですが、やはり役員は役員の仕事があります。

それに給与ではなく報酬です。サラリーではないことを理解すべきです。
自分が期待されていることは何か、それを見つけることが大切だと思います。

役職が上がったというだけではないことをしっかりと認識することです。2年間の中で会社に何を残せるか、それだけです。

また売上や利益と言った数字面だけでなく、形のないものを残すことも大事です。焦らずしっかりと任務をこなすことが要求されます。

役員は決してご褒美でも上がりの職でもないです。期待されて任命されている訳ですから応えないと・・・

従業員からも部長としてではなく役員として見られます。もう単なる上司ではないです。会社側の人であり、会社を整える人。

また役員の方も次の目標があるはず。常務や専務、社長、あるいは代表権など現状に満足せず、次を目指して欲しいです。

でも一社員の時とは違い、大きなプレッシャーがあると思います。そのプレッシャーがある時は良い仕事をされている証拠です。

後のことは次の若い世代に任せた!とは絶対に言わないで下さい。
新役員の方々で会社を変えて行って下さい。
11年05月16日 12時56分00秒
Posted by: takeuchiconsult
疲れや体調の悪さの原因は何なのでしょうか?

数字がいってないからというのが一つの大きな原因です。プレッシャーになり、体の具合が必然的にどこか悪くなってきます。数字が悪くなると、体調不良の方が増えるとよく社長が頭をかかえておられます。

それともう一つは、勤続疲労です。永年、身を粉にして頑張ってこられた方は、体のあちこちにガタがいっています。体調管理ができていないという本人責任だけでなく、会社も責任があると思います。

今まで何かと無理をしてきていただいた結果です。若い時は、無理をしていただいても数日で回復されています。しかし、50歳も過ぎるとその方に頼っておれません。能力は高くても体がいうことを聞きません。

そういう方が社内で出てくれば、社長や幹部は責任を感じるべきです。逆にそういう方が体を悪くしてまで頑張ってくれたおかげで会社が成り立っています。

良い意味での休息を与えてあげて欲しいです。就業規則の中には、週何時間の法定労働時間や所定の休日日数が書かれていますが、法を超えた温かい制度もこれから必要ではないかと思っています。

50歳を過ぎれば、有給休暇や夏季冬季休暇以外に体を壊した時や体調不良時には自由に休んでも良い制度なんかあっても良いのではないでしょうか。お金の問題よりも体をもっと大事にした制度改革が必要に思います。

従業員は会社にとって宝です。法や規則以上に休みのあり方を企業が今後考えるべきです。体を壊したら、それで一線から引いてもらうというような冷たい対応だけはして欲しくないです。

それに休みであっても休みでないくらい仕事をされたり、会社に出てこられています。大きな病にかからないためにも休息を与えてあげて下さい。

50歳を過ぎると基本給は止まるが、休みの日数が増えたり、自由に休める制度が欲しいです。半休でも良いです。あるいは、少し早目の退社もOKしてあげたいです。また、介護などの時間も認めてあげて欲しいです。

それもこれも就業規則以上の支給をすることができるかどうかが鍵です。
就業規則がすべてではないです。それ以上の温かいルールや規則を作ってこそ本物だと思います。

会社貢献していただいた方への御礼。何か形にして行きたいと考えています。
11年05月16日 11時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
必然的にそうなってしまうものなのでしょうか?
特に経営者の場合、息子への評価は2つに分かれるようです。厳格で非常に厳しい方と甘いく評価される方。

私も「うちの息子、預ってくれませんか?」と言われることがしばしばあります。でもそれをしたとしても本人は成長しないと思います。

息子の成長は親のせいなのか、本人のせいなのか?
極力、親は息子に対して厳しくあたった方が本人のためになると思います。実家から家を出ず、一人暮らしをしたことがなかったり、他人の飯を食べたことがない人は、社会人になってから苦労します。

親としては、突き放してあえて厳しい環境で過ごさせるか、自由にやらせてみるのも良いと思います。あまり親が干渉し過ぎると、成長スピードが止まります。

息子ではなく、親自身も息子に対するあり方を考え直すことが大事だと思います。親子でいると、どうしても甘くなります。一緒にいると安心感もあって良いかもしれませんが、10年後、20年後のことを考えるとどうでしょうか?

息子に甘いところを社員に見られると、社内の雰囲気が悪くなります。社員以上に息子には厳しく当たらないと強い会社になりません。

息子の評価よりも親である社長の評価が下がります。従業員はちゃんと見ています。このことは、業績悪化の原因の一つになりかねません。

私たちには厳しくて、息子には甘い!という評価が下ってしまいます。結局、中小企業の場合、社員の会社に対する評価は業績ではなく、社長の息子に対する接し方なのかもしれません。

気付いていないのは社長だけ。みんな見ています。我が子にどう接しているか、それが判断基準です。

ひょっとすると外部の方の見方も同じかもしれません。少しでも甘いところを見せればそれが悪い評価につながります。

業績や数字の前に、我が子への接し方、見直した方が良さそうです。