ロードサイド立地では、「ポール看板」の下部に「イン看板」を設置することが
一般に広く知られています。
実は、この「イン看板」は、単純に駐車場の入口をドライバーに示すためだけ
ではなく、それ以外の効用もあるのです。
ドライバーは、その走行速度から、100m以上手前で看板に気づいていないと、
お店の前を通り過ぎてしまうため、ポール看板を100m以上手前から見える
位置に設置しておくことが望まれます。
しかし、100m以上手前から見えているとしても、ポール看板はドライバーが
お店に近づくにつれてドライバーの視野外になってしまうのです。
そこで、ポイントになるのが「イン看板」です。
「ポール看板」や店舗外装とデザインを統一させることで、視野外になった
「ポール看板」の代替をさせるのです。
そうすることで、100m以上手前から「ポール看板」に気づき、お店に近づくと、
今度は「イン看板」が視野に入ってくるため、ドライバーは持続して物件を
知覚することができるというわけです。
言うまでもなく、「イン看板」は情報過多になってはいけません。
また、植栽などで隠れてしまったりしないかなど、注意するようにしましょう。

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