2007年 11月の記事一覧

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07年11月13日 10時38分07秒
Posted by: sorb
広義の「立地評価」というとき、それは商圏の規模や商圏の質などの要素を
含むこともあるが、通常は、狭義の「立地評価」を指す場合が多い。
この場合、店舗の視界性評価、IN/OUT評価、動線評価、間口評価、
面積評価等を指し、店舗自体にまつわる立地上の長所と短所を評価すること
である。当然ながら、これらの評価が高ければ立地評価が高く、売上げも高い
ことが分かっている。
ただし、立地評価が低い場合で、売上げが高いこともまれにある。
商品力、サービス力、販売促進力などの営業力が大きい場合である。
同じ営業努力をするなら、立地評価が高い店舗を選んだほうが良いのは当然
である。

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07年11月06日 10時13分42秒
Posted by: sorb
「相関」は一般的によく使われる言葉ですが、厳密な統計学の用語でもあります。
売上予測をするには、店舗の売上げに最も相関のある立地指標を探し出さなければ
なりません。相関が強いかどうかを数字で表したものが、相関係数です。
この相関係数は、マイナス1からプラス1までの値をとります。マイナス1やプラス1に
近いほど「相関が強い」とされ、0に近いほど「相関が弱い」と表現されます。
交通量(通行量)や商圏人口について相関係数を求めると、たいてい0.3〜0.4くらい
です。したがって、交通量や商圏人口だけでは売上予測ができないことが分かります。
この相関が1.0に限りなく近いひとつの立地指標を見つけることができればよいのですが、
残念ながらそうした魔法のような指標は見つかっていません。

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