国勢調査でわかることで、その地域の教育状態があります。
これはとりわけ優れた項目です。
まず、教育途上にある(通学中の)生徒、学生がどれだけいるかがわかります。
小学校なのか中学校なのか、高校なのか、大学なのかがわかります。
また、地元に大学がないために遠くの町に引越してしまって、いるべき大学生の
層がいないこともあります。
反対に、都会ではひじょうに大学生比率が高い場合もあります。
若者流出の街か、若者流入の街かで、まったく商売のやり方が異なるのは
言うまでもありません。
教育状態と言うからには、すでに卒業している大人、お父さん、お母さんの
最終学歴もわかります。
つまり、小中学校卒なのか、高校卒なのか、短大・専門学校卒なのか、
それとも大卒・大学院卒なのか、ということです。
日本の社会ではこの順番に初任給も平均給与も高くなっていきますから、
この最終学歴さえわかれば、その商圏の所得の高さがおおよそ見当が
つくようになります。

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