2007年 2月の記事一覧

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07年02月13日 06時01分00秒
Posted by: nasablog
漢字の遊びに、「辛」+「一」=「幸」があるが、もう一つ知っているのは、「人」+「夢」=「儚」という事がある。

最初の「辛」+「一」=「幸」は、辛いこの世を生き抜くには、自分がやり続けること「一つ」を見つけることで幸せになれるという事と理解している。

次の「人」+「夢」=「儚」は、何もしないで夢ばかり追うと「夢」は儚いものになってしまうと解釈している。

現実に、ワクワクする「夢」を描かないと詰まらない毎日に終わってしまうと思う。

私は、人に貢献する「花まる主義」(今日一日でよかったことを思い返す事で明日へのエネルギーを貯める)で実践している。

確かに、なかなか思うように実らないが、一つ一つで周囲の人に「感謝」される事で「夢」を追い求めている。

最初の「辛」+「一」=「幸」が重要なのだ。

その「一つ」を発見できた喜びは、この上ないものがあり、現実の「辛い」ことを跳ね除けるエネルギーになっている。
07年02月12日 10時57分43秒
Posted by: nasablog
おとといの晩にNHKが「団塊世代」をめぐる討論会を行なった。

いろんな方が意見を述べ、団塊の世代が社会に影響を与えるという意見が多いのだが、逆に言えば、高度成長の主エンジンとなって、自分たちより上の人に振り回されてきたと言える被害者意識も少しある。

私たちの先輩は我々の働きの上で評価されて沢山の給料をもらい、さらに、その結果、年金も驚くほどもらっている人が多いのだ。

しかし、その反面、私が訪問するような地方の会社で働く若者は、その年金に比べてはるかに給料が少なく、幹部社員さえ少ないかも知れない状況である。

団塊世代がリタイアすると大騒ぎされているが、一番の問題は、この主エンジンのパワーが衰えていくが、代わりになるエンジンが生まれていない点である。

3Kとよばれる職場の現実は、女性・老人・外国人が多くなっていて、技術の伝承どころではないのが実情である。

私は、自分の経験を活かせる修行を行なってきたが、これから退職する人たちは、自分の経験を無縁の世界で活かせるには、大きな壁を乗り越えねばならないだろうと推測する。

私は、平成4年からおよそ15年間、会社の厚い信頼がなくても自分を貫くために、自分を磨くことをしてきた。

この間、妻をはじめ家族も協力してくれた。

息子たちは、上2人は就職して独立しているが、あと1人が専門学校で勉強している。

それぞれに「道」が出来て、嫁さんがくれば、これ程の幸せはない。

NHKの討論会で「子孫に美田を残さず」と言っている人がいるが、私は、3人の息子をはじめ社員の方々、ご縁のある方々の「道筋」をつかませてあげることに尽力して行きたいと思っている。

自分のできる事を通して、周囲を幸せにして行きたい。

それが、かっこいいビューティフルな人生と思う。
07年02月11日 01時48分00秒
Posted by: nasablog
大恩ある福井社長(トヨタオート大阪)は、よく「栩野君、人生はビューティフルに行かなあかん」とよく言っていた。

プアーな発想になったらダメだとよく叱られた。

コピーはゼロックス、コンピュータはIBMという方で、国産のものは余り気に入ってもらえなかった。

「物を買うだけでなく、人や企業から学べることが大きい」と言われて「IBMの方が栩野君のためになる」と言って、高いIBM機に決めてくださった。

「よく稼いで、多くの人に囲まれて、楽しく生きたい」という話もあった。

私にとって「ビューティフル」とは、得意なことでいろんなお客様に役立って、毎日、いろんなお客様に出かけて、喜ばれる仕事ができる事で「颯爽」としている姿と思っている。

クルマもおいしい物もゴルフも・・何でも不自由ではない。

本当に、颯爽としているという実感は、いろんなお客様に感謝されることだと思っている。

大恩ある辻さんから、今の仕事に切り替えるチャンスを頂いた。

自分を変え、やり方を変え、リズムを変えようというのはタナベ経営だが、やっとリズムが変わって、定着して来た感じがしている。

自分の経験をフルに活かせられるように精進していきたい。
07年02月10日 06時08分00秒
Posted by: nasablog
よく「人を見る目を持て」と言われるが、これがなかなか難しい課題である。

私は、「性善説」派なので、すべての人は味方であると思っている。

これは、殆どの場合、正しいのですが、時たま、他人も自分と同じと思い込んで失敗している。

確かに、失敗してからでないと分らないのでは遅いかも知れない。

船井先生は、「自分が騙したのでなければ、いいのだ」とおっしゃっているが、騙された後始末も大変である。

特に、紹介した先も騙された場合、本当に責任を感じる。

余り「不信感」ばかりでは、何事もできないが、その人の言動に注意しておかねばならないのも事実である。

これが難しい。

気がついた時に、流れを変えることができる時期なら結構なのだが、実は、そんなに都合よく行かない。

心して人と付き合わねばならない。
07年02月09日 07時41分00秒
Posted by: nasablog
今日の新聞広告で「セブンパワーズ」という本が目に入った。

主旨は、若武者が7人の成功者の心を学ぶように組み立てられているようだ。

著者は、アメリカ人のようだが、松下幸之助などの日本人も7人の成功者に取り上げているのが面白い。

幸之助さんは「責任」を果たすことで成功したと表現されている。

このような「7つの○○」とか多いものなら「100の法則」などという本が多く出ている。

人は、そんなに器用ではないので、せいぜい1つか2つの生き方しか貫けないと思う。

100も教えてもらっても「何」をしたらよいのか分らなくなる。

だから、コーチングだという人もいるかも知れないが、自分というものを見つめて「生き方」を正して見るのは、自分しか出来ないと思う。

何かに気付いて、それを契機に「君子豹変」するのだと思う。

そして、その「道」をまっしぐらで突き進まないと「生き方」にならないのだ。

「迷い」こそ大敵と思う。
07年02月08日 05時50分00秒
Posted by: nasablog
禅宗の言葉に「ロ卒啄の機」がある。

「ロ卒」(そつ)は、卵からかえる雛の鳴き声であり、「啄」(たく)は、その鳴き声に応じて親鳥が嘴で殻をつついて破ってあげる事を意味している。

動物は、最初に見たものを「親」と思う修正があるので、雛が自力で殻を破ると「親」の存在が危うくなってしまうのだ。

リーダーシップなどの「人事」に関することでも同じであり、この「ロ卒啄の機」が基本だと思っています。

ある方が「サーバント・リーダーシップ」という言葉を教えてくれて、上は奉仕者の精神を持たないとうまく行かないとの事である。

いかに「威張る」だけの上司が多いか分かるものである。

下の者が「心を開く瞬間」は、意外に一杯のコーヒーなのかも知れないのだ。

サーバント(奉仕者)という視点を忘れてはならないと思う。
07年02月07日 07時09分00秒
Posted by: nasablog
大きな仕事をしていると小さな局面にこだわってしまって、大局観を忘れることがあります。

小さなことにこだわってしまうとドンドン時間が経過して、全体の期日が来てしまい大慌てする結果になりやすい。

「埒(らち)が明かない」という言葉がありますが、ミクロな事に関心が行ってしまっている時は、その事が全てのような感覚になり一生懸命に努力するが解決できないで時間だけが経過するものです。

こんな時は、一度、ミクロな視点から脱して、別のことに目を向けると案外、その事柄から解決策が見えることが多い。

「埒を明ける」には、左脳ばかりではなく、休憩をとることで右脳を働かせるのも有効である。

私は、行き詰ると散歩に出るようにしている。

いろんな「埒の明け方」があると思うが、散歩は意外に有効である。
07年02月06日 09時16分07秒
Posted by: nasablog
経営コンサルタントの仕事をしているが、経営者の変えて欲しいという願いを受けて自分流のやり方で実践してもらうのだが、この時に心得ておく事柄がある。

確かに、自分のやり方が経営者の願いと一致するのだが、現実の世界では社員さんがおられて、今までの歴史がある事を忘れてしまうと上手く行かないのです。

見える問題点は、実は上辺だけであり、聞いてみるといろんな事が続々と出て来るものです。

これらを整理してあげないと社員さんはやらされる側に回ってしまって上手く行きません。

巻き込むには、この現実を受け止めて、その中の一つを解決して見ることから始めるのです。

この第一歩を忘れると押し付けになり、関係がギクシャクした状態になりやすいのです。

私は、実務型コンサルタントと思っていますが、この実務(私ができる事)で一つずつ解決して信頼を得ているのです。

この点を忘れないで行きたい。
07年02月05日 09時01分27秒
Posted by: nasablog
昨日は柳沢大臣の失言後初めての地方選挙があった。

愛知県知事戦では、辛勝したが、他の市長戦では完敗という感じであった。

「失言」というものは、訂正、誤れば澄むというものではないと野党および女性陣が戦った。

政治家としては軽い心算が大きな反響になってしまったのである。

辞任要求する声が内部からも高まってくる。

失言した責任があるのだから、何らかの決着をつけなければならない。

自分で決めることだが、状況を見て大勢に影響のないようにしなければならないのも事実である。
07年02月04日 04時54分00秒
Posted by: nasablog
「なくて七癖」という格言があるが、自分では気付かない「癖」があるものだ。

私の場合、コンサルタントという仕事をしているので、多くの人と会って発言する機会がある。

従って、自分では間違っていない心算なのだが、その人との関係からズレた話をすることがある。

相手の方は、ちょっと違和感あるのだろうが受け流してくれるので気がつかないケースがあるようだ。

これは、「癖」というものではなく、記憶力の問題である。

しかし、気がつかないで話してしまう事を再確認しなければならない。

記憶は自分に都合よくなってしまっているのかも知れない。

この辺までくると自信がなくなるが、注意して行きたい。
07年02月03日 02時46分00秒
Posted by: nasablog
先日、パナソニックの代理店でコピーを販売している会社から電話があった。

あきらかに「アポ取り」というテレ・マーケティングだったが、近所を回っていると切り出して、あの手この手と執拗に自社のPRをして信用させようとして「OBPのツイン・ビルにある会社」とも言う次第である。

電話帳を見てランダムに電話しているのだと推測するが、結構、粘るので来訪をOKした。

夕方の4時に○○を行かせますというので、おいおいと思ったがそのままにした。

元来、来訪はムダと言ってあったが、パナソニックの複合機(Fax、コピー、プリンター)の消耗品が安い(黒1円、カラー22円)という説明だが、リース料は月額33,000円というのである。

今は、カラーはプリンターで出力して、再生トナーを使っているので1枚、10円程度に抑えている。

Faxは、送信はパソコンから行なうので、もっぱら受信専用である。

そんな状態なので、消耗品のメリットが出ないのである。

営業マン曰く、「私たちは、回って幾ら」という部分もあると嘆いていた。

この訪問販売会社では、営業マンも先が見えないと思った。
07年02月02日 03時18分00秒
Posted by: nasablog
「夢」を持てと言われても・・という方が多い気がする。

そんな中、昨日の新聞広告である雑誌の見出しに「まだ、やりたい夢がある」と長嶋茂雄さんのことが出ていた。

長嶋ジャパンと呼ばれたが、病気に倒れて世界一になれなかった。

私は、その記事を読んでいないので推測なのだが、長嶋さんの「夢」はその辺かなと思う。

実際に、我が身に返ってみると「世界一」どころか毎日に追われているのだが、いつか来るチャンスに経験を積重ねて磨いておかねばならないのも事実である。

長嶋さんは、一回り上の子年生まれなので、多分、70才なのだろうと思う。

自分は57才なのでへこたれる訳に行かない。

まだまだ若いと言い聞かせて「夢」に向かって行きたい。
07年02月01日 08時45分58秒
Posted by: nasablog
誰でもある程度「自分中心」な面がある。

しかし、そのウエートは個人差が大きく、また、世代間でも相違する感じがある。

確かに、若い間は自己主張して目立つ必要があり、その気迫・根性がないと将来性というものを感じられない。

だが、自己主張の中にも「思いやり」という面がのぞける方と全くと言って過言ではない程の方もいる。

まずは、自分のことがしっかりできないのに他人の事どころではないというのも事実であるが、その自分を助けてくれるのは他人でもある。

「思いやり」という面を大切にして欲しい人が数多くいる。
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