下水処理場 北ドイツ
海外の多くの都市が水道の民営化に見切りをつけている。 
そのような中、日本は あえて民営化に道を開いた。水道 
業界が経営好転への道筋を描けるかが焦点だ。 
 
海外で何が起きて、今、どうなっているのか。インター 
ネット上の 原文を基に表にまとめた。

表中の都市と事業形態との関係を次のように分類できる: 
  アトランタ,ベルリン,パリ: 民営 → 再公営化 
  ロンドン: 民営のまま 
  チューリッヒ: 公営のまま。 

表には 主な問題点や住民の考えも記述した。これらを 
日本の水道業界が よくある話として見過ごしてしまえば、 
民営化は必ず失敗することになるだろう。   
 
海外の水道事業者が示した展開は、日本の同業者にとって、
将来を切り開く指標になる。国内の自治体と民間企業は、 
世界に官民連携の新たな可能性を見せてほしい。    
 
丸岡康人 (Yasuto Maruoka)
Doitsu Giken Ltd. 

PS
上記、表中の情報源(カギ括弧内)に ご関心がおありになる場合には、 
下記のページのリンクをご利用いただけます:
http://doitsugiken.com/sub6jul2019.html 
(ドイツ技研のホームページ)。