2010年 11月の記事一覧

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10年11月30日 18時22分26秒
Posted by: mansyonkanrisi
 1981(昭和56)年以前に建築されたマンションについて、耐震
診断を行う場合に、国が直接助成する制度を国土交通省が新設し、募集
が始まった。

 来春からの予定であったが、補正予算で認められたので、前倒しで実
施することになった。

 以下のように、募集期間が短いので注意して下さい。

1 補助額  耐震診断に要する費用の額(ただし、1棟当たり200
       万円を限度とする)
2 応募の期間  平成22年11月29日~12月22日まで(必着)
3 問合せ先  国土交通省 住宅・建築物耐震化緊急支援事業実施支援室
        TEL 03-6214-5794
4 受付  月~金  9:30~17:00
注 詳しくは、国土交通省のホームページで確認して下さい。

 マンションについて、耐震基準を満たさないからといって直ちに危険
だというわけではないと言われている。業者にはやされてあわてて建替
えを考えたり、耐震工事をしたりする必要はない。

 ただ、自分達のマンションがどれぐらいの基準なのかを知っておく必
要はあると思う。そのうえで、将来の対策を立てる準備をしておく必要
はあるのではないかと思う。

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10年11月22日 19時25分49秒
Posted by: mansyonkanrisi
 このブログで何べんも主張していが、マンションを含めた中古住宅の
活用を勧めてほしい。日本には、500万戸以上の住宅が余っていると
いわれている。

 新築住宅にこだわって住宅ローンを組み、破綻している事例が増えて
いる。破綻しなくても、一生住宅ローンを支払い続けて余裕のない生活
を送っているむきも多い。人それぞれで、他人にとやかく言われる筋合
いはないと思うが、国の景気対策(住宅政策ではない)に踊らされて無
理をしていないか。

 11月20日の朝日新聞のbe版で、「高く売れるか中古住宅」とい
う記事が載っていた。その中に、『国土交通省によると、住宅の取引全
体に占める中古の割合は、米国で7割、英国では8割を超すのに、日本
ではわずか1割。取引の基礎となる、建物についての評価が貧弱なのが
理由の一つだ。』とあった。そして、空き家率が増加していると。

 そして、国交省はこうした問題を解決しようと、「いえかるて」と銘打
って住宅の履歴情報を蓄積する制度を進めているという。

 マンションについては、その履歴システムとして「マンションみらい
ネット」という制度ができている。しかし、その制度の利用が今ひとつ
進んでいない。それは、登録事項があまりに多く、複雑で、変更の度に
登録の更新をしなければならないことになっているからだ。ほとんど毎
年更新しなければならい。更新などは5年に一度ぐらいでよいと思う。

 役人が完璧なシステムを作ろうとして机上でいろいろと練っているが、
それが現実離れして普及しなければ意味がない。

 今年の4月から、登録事項を大幅に縮小したBコースというものを作
っているが、費用や手間を考えると、すぐに普及するとも思われない。
もっと簡易なものを作って、費用は、最初はゼロにして、全マンション
に作成を促す必要があると思う。

 確かに、住宅の履歴を整理し、その住宅の価値が客観的判断できるシ
ステムが整うと、その取引が活発になるであろう。

 しかし、中古市場が低迷している最大の理由は、国の住宅政策が景気
対策の一環としてとらえられて、真の住宅政策の不在にある。国は、ち
ゃんとした住宅政策をとって、中古住宅の流通の活性化を進めてほしい。

 同じ新聞の記事に「日本の技術は世界一。設計、施工、メンテナンス
の三拍子がそろえば、日本の住宅は最低でも100年は持つ」という不
動産コンサルタント会社の社長のコメントが印象に残る。マンションも
同じことだ。

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10年11月20日 21時42分29秒
Posted by: mansyonkanrisi
 関西の紅葉が見ごろになってきた。この季節になると紅葉をたずねて
歩きまわる。同窓会でも毎年紅葉ハイキングをしている。

 皆でわいわいガヤガヤ紅葉狩りをするのも良い。2人で話しをしなが
ら紅葉を眺めるのも良い。しかし、一番良いのは一人でじっくりと心ゆ
くまで紅葉を観賞することだ。

 一人であれば、皆のペースに合わせる必要がない。相手のペースに気
を使うこともない。

 今日は、昼から一人で京都嵯峨野の常寂光寺に出かけた。一つのお寺
の紅葉を数時間かけて眺めてきた。多くの観光客が足早に過ぎていくな
か、あらゆる角度から紅葉を観賞した。

 常寂光寺は、京都でも指折りの紅葉の名所で、じっくりと時間をかけ
て紅葉を眺める価値がある。

 帰りに、芭蕉ゆかりの落柿舎には立ち寄った。常寂光寺と違い、観光
客も少なく、ひっそりとしていた。

 中に入ると、一句ひねって投句して下さいとの張り紙が目に付いた。
ここで一句と思っても、なかなか浮かばないのは何時ものこと。

 庭で大学生と思われる男女数人が俳句をつくり、それぞれ発表してい
た。聞き耳を立てて聞いていたが、はっきりと聞き取ることができず、
批評のしようがなかった。

 23日は、高校の同窓会の紅葉ハイキングだ。京都の東福寺と清水寺
を歩く、東福寺はいわずと知れた紅葉の名所。清水の舞台から観る紅葉
も素晴らしい。小雨決行だが、天気を祈る。

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10年11月05日 20時26分13秒
Posted by: mansyonkanrisi
 先にこのブログで「管理組合の法人化」として、そのメリットと
デメリットを見た。各管理組合がそれぞれ判断して決めるべきこと
である。平成20年度のマンション総合調査(国土交通省)による
と、管理組合の法人登記をしているのは10.8%である。

 大規模マンションについては法人にした方がその後の管理・運営
についてスムーズ行くと思われる。その他にも以下のような場合に
は、法人の方がやりやすい。

 管理組合が組合員の駐車場を確保するために、隣の土地を取得す
る場合などは、法人の方がやりやすい。

 土地の所有者と土地の売買契約をする場合には、法人の名で契約
できる。法人でなくても、管理組合の理事長が管理組合員を代理し
て契約できる。この場合、一々組合員全員の印鑑は必要でない。だ
から、他人との契約においては、法人とそうでない場合とでそんな
に差はない。

 しかし、所有権を取得した土地を登記する場合、法人の場合には、
法人名義で登記できるので、簡単である。代表印で登記できる。と
ころが、法人でない場合には、組合員全員の名で登記をしなければ
ならない。つまり共有登記である。だから、全員の実印が必要とな
り、大変面倒である。

 マンションの空室を管理組合が買い上げて利用する場合などにも、
法人にしておくと便利である。

 法人にしても、建物や敷地の共用部分は、区分所有者の共有であ
り、法人の所有になるものではない。時々、これも法人の所有にな
るのではないかと質問を受けるが、そうではない。管理費や修繕積
立金等は法人の所有となるが、それとは違うのである。

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