昼過ぎにとあるマルチタレントのこれまでの半生について
インタビューを受けていたので見入っていた。

一見普段は笑顔で溌剌としている方に見えるが、
本人からすれば一瞬一瞬必死に乗り越えるだけで精一杯だったようだ。

時には番組の緩い演出に視聴者から厳しく叱咤され落ち込んだようだが、
それは応援してくれるからこその意見だと飲み込めるようになったという。

現在のマルチという称号も決して自ら望んで得たものでもなく、
いろいろと挑戦してきたから、乗り越えてきたから結果的にそうなったらしい。

また今は亡き著名な落語家に対して尊敬しているそうで、
近くその人自身を演じることにもなったという。

「人生は成り行きで形作られる」というテーマで舞台に臨むそうだ。

彼の生き方、現在そのものを見ていると、
それはそれでいいありなのかもしれないと思えた。

『マルチの形成過程』は前向きに挑戦する心と
何事もプラスに考えられることにヒントがあるのではないかと感じる。