2012年 8月の記事一覧

«Prev1Next»
12年08月29日 21時00分48秒
Posted by: kinokagaku
今年、2012年の秋は、9月20日からが「十方暮入り」と暦注にあります。

今は古語となったようですが、空がどんよりと曇って暗いこと、途方にくれることを「十方暮れ(じっぽうくれ)」と言いますが、
暦注にある「十方暮(じっぽうぐれ)」とは、暦の六十干支による選日の一つで、
日の干支が甲申(甲子から数えて21番目)から始めて、癸巳(同30番目)の間の10日間を指します。

この10日間のうち、十干と十二支の五行が相剋しているものが8日も集中しているため、特別な期間と考えられてきました。

この期間は、天地の気が相剋して、天地の和合が崩れ、何をやっても万事うまく行かない凶日とされていました。
そのため、婚姻・旅行・相談事等一切よろしくない日と言われてきたのです。
市販の暦では、労多くして功の少ない日などと記載されているものもありますね。

「十方暮」の期間の干支は、次のようになっています。

甲申(木←金) 乙酉(木←金) 丙戌(火生土) 丁亥(火←水) 戊子(土→水)
己丑(土=土) 庚寅(金→木) 辛卯(金→木) 壬辰(水←土)  癸巳(水→火)

10日間の間、矢印に示したように天干と地支が相剋する日が8日あり、相生、比和となる丙戌と己丑の二日は、間日(まび)となります。
しかし、八専の間日とは異り、十方暮の間日は、周りの日の相剋の影響を受けて凶になるとされており、暦に間日である旨は記載されません。

語源をたずねると、江戸時代の1712年、寺島良安の著した百科事典的書物、「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」によれば、
本来は「十方闇(じっぽうぐれ)」と書くのだとのこと。

十方暮の「十方」とは天地と八方向のことで、暮は本来は「闇」。
すなわち、天地八方の十方が闇に閉ざされたという意味になりますが、「途方に暮れる」の語呂合わせであるとの説もあります。
また、その期間が10日間であるから「十」の字を宛てたとも言われています。
一説にはこんなに悪い日が続くのでみんな「途方に暮れる」のだとか?〔笑)

六十干支中の十日ですから、60日ごとに10日間、一年のの1/6 は十方暮の期間ということになりますから、相当な日数で、
んなこと信じて、何もできなかったら、仕事にもなりませんわね。^^;

六十干支の並びを眺めてみれば、「十方暮」以外の期間にだって、こうした天干地支の相剋する日は他にもあります。
そも、干支を年に充てれば、60年中、10年連続で万事が悪いなんて、道理が通らない。^^;

四柱推命では、蓋頭載脚法と称して、天干が地支を剋する干支(例えば庚寅で金→木)を蓋頭、
天干が地支に剋される干支(例えば甲申で木←金)を載脚といいます。

ある命式が、十二支のある支に巡って吉もしくは凶となる時期も、蓋頭ならば、吉凶は
半減します。
また、その命式が、十干のある干に巡って吉もしくは凶となる時期も、載脚ならば、吉凶は半減することになります。

そういう意味では、「労多くして功少なし」と言われる事由は、一部の適用はあるかも?^^;

四柱推命ならば、七三転用法を用いて、三分の気を大事に活用するか、旋乾転坤法を用いて、気勢の転回を図ることが大事です。
って説いても、ワケワカメでしょうけど。^^;

治に居て乱を忘れず、乱に居て治を忘れず。苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。
苦労の中に喜びの芽あり、喜びの中に転ばぬ用心あるべきかと。
陰陽五行の理を用いて、現代の陰陽師のような仕事をしてると、それぞれの方が自身の傾向と対策を知ることの重要性を思い知ります。

12年08月04日 21時43分52秒
Posted by: kinokagaku
8月、森の小径は、セミ時雨。生い茂る草むらの虫の声にも、真夏を感じますね。^^

8月になると、緑の雑草は、「兵(ツワモノ)どもが夢のあと」と、今を限りと生い茂っているようです。

毎日続くこの暑さでは、アスファルトの道路を歩かず、公園の緑の木立の下を歩きたいもの。^^;

アブラゼミ、クマゼミの声のシャワーの中、コオロギ、カンタン、キリギリス、クツワムシのオーケストラ。

声はすれども姿は見えず。生い成し繁れる緑にも、虫たちの競演にも、生命と精霊の力を感じる、葉月の頃の夏日よりです。

葉月の由来は諸説あって、木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が最も有力といわれています。

他には、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、
南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがあるそうですね。

本来は、旧暦8月を葉月(はつき)と呼び、新暦では9月になるのですが、それでも、9月に落葉はせぬと思うぞ。^^;

現代の新暦で、8月を葉月と呼ぶなら、最も緑が深く強く目に映るし、緑の木陰に涼を求める気分からも、葉月の名称はしっくり来るのでは?^^

8月の京都は、油照りの暑さです。><
涼をとるのに、先斗町の川床も、風情はありますが、中の座敷の方が、クーラーで涼しいのです。^^;

京風にやるなら・・・
ハモの落としに、鮎の塩焼き、水ナスのお漬物、しし唐の焼いたん、水菜とお揚げの炊いたんなどに、芋焼酎のロックで一杯、
いや、3、4杯。^^;

家で涼むに・・・
夏の生ビールは最高なのだが、膝の通風のため、風呂上りにはスコッチのキャッスル・ロックをソーダで割ってハイボール。
でんぷん・糖質を控えて、アボカドのおかか梅肉合えや、トマト・ズッキーニ・キュウリ・新タマネギなどのスライスに茹でオクラを散して塩コショウ・バルサミコ酢かリンゴ酢にオリーブオイルを合わせたマリネなどが、よぉ合いますなあ。^0^

クーラーであんまり身体を冷やすと膝が痛むので、夜に敷地の草地に腰を下ろし、月を愛でながら、虫の声に聞き入り、ハイボール飲みながら、涼んでたら・・・・・・
ずいぶん蚊に食われちまったぜえ。><
夏は、スキンガードも大事ですよぉ。(自爆)

葉月の京都は、7日の立秋を過ぎると、16日が大文字の送り火、24日は子供たちと地域の結び付きを深める地蔵盆。
精霊流しにお施餓鬼供養、盆踊りなど、浴衣姿のマッチする、夏の夜の納涼行事が催されます。

先祖の供養と縁を大事にする風習が偲ばれますが、「草葉の陰で先祖が泣いてる」の語源通り、春の彼岸を過ぎてから、
盆には草葉が生い茂り、秋の彼岸までには墓地の手入れも大事ですね。

草引きしたら、汗の流れる時候ですが、良い汗は、自然の界面活性効果でサラサラして、ダイエットになります。
洗顔や入浴時、あんまり、セッケンで擦っちゃ、ダメですよ。肌を傷めてしまいますから。^^;

水の循環や排泄がよくない人は、ミツバやセリ、レンコンなどの水辺の植物が食養生に良く、
熱を冷やすには、青瓜や西瓜、胡瓜などの瓜類が効果的です。

でんぷん・糖質を意識して減らし、夏を味わう食生活も、大事になさってくださいね。
^^v

«Prev1Next»