2012年 12月の記事一覧

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12年12月31日 08時12分27秒
Posted by: ikusei

自己認知能力に優れたリーダーは自己の言動や
行動が、組織の風土や文化と密接な関係にあることを心得ている。


反対に、自己認知能力の極めて低いリーダーは自己の感情によって、
不要な行動に駆り立てられたり、感情によって本来ならリーダーとして取るべき
有益な行動を抑制されている。


部下はリーダーの言動には敏感だし、言葉よりも行動はより、大きな意味を
組織に与えることになる。


そうやって少しずつ組織の不文律は形成されていくのである。
通常、組織に於いては、正文律よりも不文律の方が優先されるから、
リーダーが間違ったコミュニケーションや行動は組織の不文律として、
強化されることとなり、それらが組織における当たり前として、メンバー間で
共有されることになる。


一度、間違って強化された不文律の修正や改革は非常に難しい。
人は一度身についたものを解き放つことはなかなか出来ないのである。


組織の文化とは不文律や共通言語、共通様式など様々な要因で
成り立っているので、リーダーの教育が如何に大切かがお分かり頂けると思う。


僕は一番の競争優位性とは人の教育にあると考えている。
何故なら、一番模倣しにくいからである。
人だけはリバース・エンジニアリングは出来ない。
幾ら良い商品やサービスであっても、創造的な模倣は容易にできる。


創造的な模倣が出来ないことに障壁が存在し、存在しうることが、
競争優位につながっていくのだと思っています。
12年12月30日 13時39分05秒
Posted by: ikusei

僕は中小企業のコンサルタントですが、
組織をデザインしたり、リーダーシップの
研修をしたりしながら、目的は業績の向上です。


大企業に比べて中小企業は弱者と捉えられるが、
ぜんぜん、そうではない。


ある意味、業績の改善は中小企業の方が、
そんなにも難しくない。


それは、社長の考え方と行動が変われば、
社員の思いや行動も比例的に変わる。


組織には文化や風土と呼ばれる目には見えない
資産がそこには形成されているが、それは、
場の空気感であり、前に進む空気感なのか、
その場に留まる空気感なのかによって、
生産性はまったく違ってくる。


今まで、観てきた中小企業で成長できない企業や
斜陽化してきている企業には絶対と言ってよいほど、
マネジメント色が表出している。


そのマネジメントも夢や楽しさを想起出来れば良いが、
恐怖や痛みである場合は、一時的には動きだすが、
継続性と再現性は確保できない。


このあたりの、ツールがあれば、中小企業の成長戦略は
決して難しいものではない。
12年12月30日 11時59分43秒
Posted by: ikusei
【失敗に直面した時にどうするのか】一つの失敗が人生の終わりではない。一つの失敗がリーダー自らの敗北宣言でもない。大切なことは、失敗という結果にしてしまうのか、成功へつながるスマートな経験に変えるのかだと思う。だから、賢明なリーダーと凡庸なリーダーの違いは、失敗した直後から始まる。賢明なリーダーは、失敗に対する反省と、何故、失敗したのかその理由や問題に目を向け、次への課題を直ぐに形成する。凡庸なリーダーは失敗を偶然だと考え、あるいは、そもそも、何が何でもやり遂げるという覚悟がない為に、そこで諦めてしまう。失敗は決して偶然ではなく、必然であり、しかも必要な在り方なのだ。そこには必ず、目に見える、目に見えない原因が存在する。失敗を成功につなげる方法は難しくない。たった二つのことを繰り返すだけで成功へのパスワェイは築かれる。一つはリーダー自身が自責で原因を徹底的に考え抜くことだ。これが、他責になってしまうと見えるものも見えなくなってしまう。一人称で考えたときに自分はどうであったか?自らを正しく自省することで原因は見つけ出せる。二つ目は絶対に諦めない心の強さが大切になってくる。殆どのリーダーは自己を主観としてのリーダーを演じているが、自己を超える役割に対する主観が必要なのです。
12年12月29日 19時34分58秒
Posted by: ikusei

これからの時代に成長していく組織とは、
金太郎アメ人材がどれだけ沢山いても
成長はないだろう。


僕がサラリーマンをしていた頃には、周りは
金太郎マメ人材が殆どだった。


会社は、人材には同質的・画一的な人材を求め、
教条的に仕事を教え、そして管理を進めた。


デモクラシーと言っても、社会主義に毛の生えた
ようなもので、僕らは自らに対する公正を求め、
結果、教条主義から逸脱することはなかった。


時代は大きく変わり、個人の知識を如何にして
集約し、それらを価値に変換することが出来るか?


未来のあるべき姿を形にする為に、知識を価値へ、
その価値から生み出される顧客の満足を得る為に、
企業は創造⇒価値⇒満足⇒創造のループを
回し続けることが企業の存続に於いて大切な要因である。


存続を現実にするには、人々の知恵にかかっている。
人々の知恵は多様である。
それは、個人の経験や知識、情報から知恵は紡ぎだされる。


知恵を生みだす方法は一つしかない。
中央集権の力を弱めることだと思う。
そうすれば、人々はより自由に発想できる。
イマジネーションとクリエイティブは自由度が
大きければ大きいほどより、増大・拡散すると言えるだろう。


ただし、自由度だけでは、組織は見事に崩壊する。
自己責任感を付与しなければいけない。


ロールがあり、ルールがあってはじめて、個と個をつなぐ
信頼の関係が生まれる。
IQとEQの乗算が企業にとって社会にとっての乗算価値が
生みだされることになる。
そういった社会的なスキルのある会社は必ず成長し続ける。

12年12月28日 13時55分12秒
Posted by: ikusei
『2013年自己変革をしませんか』


あなたがサラリーマンであっても起業家であっても、
変化する者だけが生き残れる時代になってきました。
変化するには、尊敬できる自分づくりが大切です。

『独立の気概がない者は、必ず人に頼ることになる』

『人に頼る者は、必ずその人を恐れるようになる』

『人を恐れる者は、必ずその人間にへつらうようになる』

これは、福沢諭吉の言葉ですが、自らを尊敬できる
自分づくりが自己変革の第一歩です。


日時)     2013年1月18日(金):19日(土) 共に15時~17時

場所)     大阪市中央区森ノ宮中央2丁目7番20号ウエムラ法円坂ビル6F
       

        (株)ビジネス・インキュベート:℡06-6944-7870地下鉄中央線:長堀鶴見緑地線
   
           森ノ宮駅下車西へ徒歩5分

費用)     新春価格:おひとり様、2,000円(消費税込み)


内容)     尊敬できる自分づくり: 自己の強みの発見

成果)     自らを正しく理解し、評価をすることで目指す方向が明らかになる

申し込み)   http://www.b-incubate.co.joお問合わせホームより参加日時:人数:
        お名前メールアドレご記入戴き送信下さい
     

      
 
 

       
  

12年12月28日 12時33分42秒
Posted by: ikusei
僕の仕事は社長のアドバイザー的な役割を果たしている。
幾ら優秀な社長やリーダーであっても、人間だから、
観えているモノと、まったく観えてないモノが必ずある。



一生懸命であれば、あるほど観えない影の部分もある訳です。
それは、当事者だからこそ、そこには観えない影が存在する。
もっと言えば、人には感情があるので、論理を超える感情に
支配されてしまう部分がある。


経営者は感情でコトを進め、感情で失敗することが多い。
しかしながら、それが大当たりを引くこともあるが、殆どの場合、
論理無き感情論は、悲劇を生みだす可能性の方が高くなる。


そんな場合に僕らの様な存在が必要だと思う。
社長のビジョンや経営理念を理解しながら、
決して感情に流されない論理的な視点、
社長には観えない影の部分を観る視点が必要なのです。



僕も含めて、多くの人は自分のこと、自分の会社のことは
客観的に観ることが難しいので、外部の目、顧客の目が必要だ。
プロダクト・アウトではない、マーケティング・イン的な視点が必要。


12年12月27日 19時29分54秒
Posted by: ikusei

インターネットが世の出てから、ビジネスのあり方は
大きく変わり、それらと並行して社会や顧客文化も
大きく変容した。


それに整合する形で、組織はデザインしなければ、
あるいは、組織で働く個人も刷新しなければ、
市場の淘汰の波は容赦なく襲いかかってくる。


企業の文明開化とは知の極みと徳の融合である。
これ無くして企業の未来は無いと言えるだろう。


そうすると、企業の風土や文化も時代との
整合がビジネスにおける競争原理になってくる。


問題発見⇒問題解決のループも大切だと思うが、
社員の潜在意識を顕在化させ、理想の実現へと
誘う手法が利益対コストのかけっこに勝利する
唯一の方法論だと考えている。

12年12月27日 17時52分24秒
Posted by: ikusei
企業にAI(アプリシアティブ・インクワイアリー)を導入する
メリットは計り知れない。

AIとリーダーシップ研修を融合させることで
未来に向かっての発展型の組織を構築できる。

(こんな企業のニーズに的確に答えることが出来る)
◆ 経営ビジョンを全社的に共有し、全員が同じ絵を観れるようにしたい。

◆ 従来のパラドックスの解消、売り手よし、買い手よし、世間よし。

◆ 組織風土の変革による職場の一体感を醸成したい。

◆ 各セクションや世代間のギャップをなくしたい。

◆ 外部環境変化にともない、組織の文化を変えたい。



(導入企業の声)

◇ ビジョンを全社的に共有できたので、それぞれが自律的に考え、
  自主的に行動できるようになった。

◇ 自社のビジョンや強みを理解できたので、自らに期待されること、
  自らの使命を認識でき、組織がイキイキとしてきた。
  
12年12月26日 16時31分31秒
Posted by: ikusei



あなたが、リーダーになったのなら、
新しい視点を手に入れ、自らの可能性を開花させる為に、
今までの殻を破る覚悟ともう一人の自分をつくること。



もう一人の自分とは、自分を常に冷静な目で観る自分、
メタ認知と言いますが、客観的に今の自分を冷静に
観れなければならない。



『心はホットに頭はクールで行動は最善』


非常に難しいですが、大きな自己変革が求められます。


新しい価値観、より深い自己認識、感情面での成熟、
賢明な判断を下す為の知識の習得などが求められます。




12年12月26日 15時35分10秒
Posted by: ikusei



成功の復讐という言葉を聞いたことがあるだろうか?

我々、日々の生活やビジネス・シーンの中でこうあるべきだ
こうでなければならないという過去からの価値観に捉われ
過ぎてはいないだろうか?


殆どの人は慣れ親しんだ場所、考え方、行動、
同じこと、同じであることに落ち着きを感じるだろう。
また、それが正しいと思って生きている。


しかし、それは新しい発見や、自らの成長を阻害していることに
なっているとは考えることはない。


『成功の復讐』~過去の成功が足かせ・手かせになっている。
過去に成功した経験が忘れられなくて、そして今回も同じ考え方、
方法で行おうとする。

しかし、世の中は線形で捉えられるほど、単純ではなく、ましてや、
ビジネス環境は年々、複雑な様相を呈している。


だから、自らの外側に目を向けなければならない。
成長の可能性は常に自らの外側にある。
過去のアイデンティティに固執しない自分を創り上げよう。


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