同じストレスがかかったにしても、人がストレスを感じ方、ストレスの溜まり方には、相当、個人差があるようです。
一般的には、それをストレス耐性と呼びます。

ストレス耐性を決める要因は、4つあると思います。

1.ストレスを作りやすい性格
例えば、負けず嫌いで人とすぐ比べてしまう。規範意識が強く、「~しなければならない」と考える癖がある。強迫観念が強く、自分を追い込むタイプなどです。

2.ストレスを増やしてしまう性格
例えば、反省をする考え癖。過去にこだわる考え癖があり、過去の否定的経験をよく思い出す人。プライドが高く、過去の失敗を悔しがるタイプなど

3.ストレスを消す能力
素直に認める力の弱かったり、感謝する力が弱かったり、忘れる力が弱かったりするとストレスが溜まりやすい。
また、現実を素直に受け止め、自分にとって不利な状況でも、自分に何らかの意味があると受け止められれば、ストレスは溜まりにくい。

4.ストレスに耐える力
これは、ストレスに対する慣れと胆力の問題です。
胆力は、武道やスポーツなどによって培われます。