心理学者のスリオは、「発明するためには、他のことを考えなければならない」と言っています。
これは、発明のことだけを考えていてうまくいかないときは、発送を転換する意味でも頭を他のことに向けた方がよいアイデアが生まれるということなのでしょう。
私は、人の頭の中を意識と無意識に分けて考えてみるとこう考えます。
人の脳は、一種のコンピュータです。意識も無意識もそれぞれがコンピュータです。
無意識は、意識より容量が大きく、計算スピードも早いコンピュータでかつ複数(数十かも)存在するのではないでしょうか。
従って、意識コンピュータをあれこれ使って考えるよりも、無意識コンピュータに任せた方がよい答えが返ってくるのではないでしょうか。
その無意識コンピュータに任せるのが、「他のことを考える」ことであり、「勘」と言われるものが、無意識コンピュータの出力ではないでしょうか。