2010年 8月の記事一覧

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10年08月09日 08時03分04秒
Posted by: anatolia
「なんとなく理由なき不安を感じる」「突然、恐怖を感じることがある」ということはないでしょうか。
このような思いは、乳幼児期に、泣きながら親に助けを求めたのに親がそれに気づいてくれない体験などが、無意識内で不快プログラムとして残っているためです。
これらを放置すると、人生や自分自身に嫌悪を感じるようになったりして、不幸な人生の原因となります。
クリーニング(ヒーリング)することが大切です。
ただ、このような不快感は原因がなかなか思い出せないものです。
原因が思い出せなくとも少しづつクリーニングする方法は、次のように1日3回以上、自分自身に言いましょう。多ければ多いほど良いです。
「私は、私の人生に感謝します。ありがとうございます。私は、私の人生を愛しています」
「私は、私の体験をすべてに感謝します。ありがとうございます。私は、私の体験を愛しています」
「私は、私自身に感謝します。ありがとうございます。私は、私自身を愛しています」
10年08月06日 06時19分12秒
Posted by: anatolia
ニフティのニュースに次のようなものがありました。

コクヨファニチャー株式会社は、入社3年以内の社会人と課長以上の管理職に対して「社内風土に関する意識調査」を実施した。
 「理想」と「現実」の社内風土について尋ねると、入社3年以内の社会人も、管理職も7割が「フラットな人間関係を意識した社内風土(個の尊重)」を理想としながらも、現実は「役割などのを意識した規律重視の社内風土(集団の規律)」が半数以上に。

では、「個の尊重」とは、いかなるものでしょうか?
中国の故事に、「士は己を知るものために死す」と言います。
自分の長所や才能を引き出してくれた者のためには、命をなげうってもかまわないという意味です。

つまり、上司は、部下の才能や長所、強みを見極め、それを指摘し続け、部下の才能を引き出すような組織を築けば、「個の尊重」や「集団の規律」の矛盾なども解消し、社風に対する不満も消えるのではないでしょうか。
私は、これをピグマリオン・リーディングと呼んでいます。

10年08月05日 06時08分21秒
Posted by: anatolia
無意識(潜在意識)の特性を法則としてまとめてみました。
法則1.意識は、無意識が働く目標を示し、無意識はその意識の指令により心身を動かす。
法則2.無意識は、機械的に働く。
法則3.無意識は、必ずしも論理的に思考する訳ではない。
法則4.無意識は、一人称と二人称、三人称を区別することが苦手
法則5.無意識内の思考パターンを再構築するときは、リラックスすることが大切
法則6.自己否定、自己嫌悪は、無意識に過ストレス状態を生みやすくなる。
  6-2.他者否定、他者嫌悪も無意識に過ストレス状態を生みやすくなる。
  6-3.自己受容、他者受容は、無意識をストレスから解放する。
法則7.嫌がると無意識内で嫌がったことを強化する。
法則8.無意識内のネガティブ・プログラムは、クリーニングすると好ましいプログラムに変わるか、消去される。
法則9.無意識は、未知なことを嫌い、既知なことを好む。それは、成功する失敗するに関わらず。
法則10.無意識は、私たちがピンチなときほど頑張る。
法則11.無意識は、複数の思考を同時に行うことができる。しかし、複数の人格を作り出すこともある。
以上
10年08月04日 06時20分29秒
Posted by: anatolia
ある小学校の専科教諭が学校を異動し、ある学年が荒れて授業に影響が出るようになり、どうすればいいか悩んでいました。
「ネガティブな言葉」を使うことを止めることを決意し、心懸けるようになると、子供達が変わり始めました。
授業やクラブ活動に積極的でなかった子供達が、積極的に取り組むようになったのです。
「ネガティブな言葉」を言わないように心懸けると、自分を冷静に見つめるようになり、感情的に怒らずに、子供に対しても冷静に臨機応変に注意できるようになったのです。
人は、人に影響を受けやすい生き物です。感情的に接すれば相手も感情的になります。
まして、感情が昂揚して子供ですから荒れてくるのでしょう。
冷静に合理的に対応すれば、理性が刺激されて理性的に行動できるようになるのです。
もちろん、「ネガティブな言葉」を使わないと心懸けることは、ただ後ろ向きにならないという効果だけでなく、自分自身を冷静に見つめられ(これを「メガ認知」と言います)、他人に対しても良い影響が与えられるようです。
「ネガティブな言葉」を使わないようにしましょう。
10年08月03日 07時14分45秒
Posted by: anatolia
自己実現を3つの意識(意識、無意識、超意識)から見ると、
無意識のネガティブ・プログラム(不快プログラム、自罰プログラム、負け犬プログラム)をクリーニングし、超意識のあったか感情、ワクワク感、貢献欲求を引き出すことが大切です。
そのためには、「ありがとうございます」「愛しています」と頭の中で、無意識にぐるぐる回っているように、心の中で毎日何百回も唱えることです。
また、自分の中にあるトラウマをヒーリングするために、「自分との対話」をすることです。
詳しくは、「自分との対話」のブログを・・・
10年08月02日 05時49分17秒
Posted by: anatolia
私たちは、3つの意識により生きていると言いました。
「意識」「無意識」「超意識」です。
そのうち、「無意識」は、巨大なコンピュータであり、「意識」は小さなコンピュータだとも言いました。この関係は、ちょうど企業で大きなホストコンピュータを要し、そのホストコンピュータから必要なデータを取り出し、仕事は各自のパーソナルコンピュータで作業するのに似ています。
パーソナルコンピュータが、私たちの「意識」であり、ホストコンピュータが「無意識」なのです。
但し、ホストコンピュータと異なるのは、「無意識」は、自分で新しいプログラムを日々作り続けているということです。
では、何によって「無意識」は、プログラムを作り続けるのでしょうか?
その源流は、主に2つです。
1つは、「生に対する執着」です。無意識は、あくまでも肉体を動かす(生かす)ソフトウェアです。
従って、肉体を生かすことが根本的本能と言えるでしょう。そのために必要と考えるプログラムを日々作り続けているのです。
防衛機制と言われる人に元々存在するプログラムも「生に対する執着」を源流にしているのでしょう。
2つ目は、「個に対する執着」です。「生に対する執着」は、「種に対する執着」と言い換えても良いかもしれません。生き物の中には、自分の子孫を生かすために自己犠牲を本能的に強いるものがあるからです。
一方、人間には、「個に対する執着」があります。そのため、人はプライドが高く、他との差別生を求めます。集団の中で目立とうともします。
また、喜怒哀楽と言われる一般感情もこの「個に対する執着」によるものではないでしょうか?
上記2つの執着から、また、既存のプログラムから新しいプログラムが日々作られ、あまり使われないものは破棄され、よく使われるものは強化され、必要に応じて既存のプログラムを書き換えたり、つなげたり、分割して今日の私たちを形成しているのです。
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