マーケティングというと、小難しく感じられるかもしれませんが、
現代マーケティングの第一人者フィリップ・コトラー氏の本には、とても分かりやすく書かれています。
代表的な本としては、『コトラーのマーケティングコンセプト』でしょうか。

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この本に、マーケティングについての説明があります。

抜粋してみましょう。

『マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突き止め、その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し組織が最も貢献できる標的市場を選択したうえで、当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求めるビジネス上の機能である』

もう少し、簡略化すると

『マーケティングとは顧客のニーズ』を満たすこと』

だと思うのです。

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このマーケティングを体系的にみると、「マーケティング・ミックス」に集約されます。

これは、1961年にジェローム・マッカーシーが提唱した「製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)」からなる英単語4つの頭文字をとった4Pという分類(顧客ニーズを満たすためのツール)を指します。

比較的、組織に所属される方は「4P」は耳慣れていることでしょう。

学術的な解釈は、諸説ありますがこのブログでは上記の内容を4Pとしてお話します。

そんなに難しい事ではなく、4P=顧客のニーズを満たすためのツール とお考え頂ければ良いかと思います。

事むずかしくしなくても・・・と言う声も聞きますが、
ロジカルシンキングを推奨しているわけではありません。

情熱、熱意、ゆりうごかされる想いほど素晴らしいことはないと思います。
逆にこれらがなく、単なる論理的思考だけでは結果は出にくいとも思います。

ただ、素晴らしい情熱や熱意だけでは形になりにくいのです。

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よくあるケースが、出発点が素晴らしい発想なのに、
あれも良い、これも良い、こうしたい・・・

結果、内容がちぐはぐで何が主体なのかわからないといったケース。

残念ながら、こういったケースは成功しにくいのが実情です。

これは、大企業であろうと個人事業であろうと同じです。

そして、これをうまくコントロールする手法が4Pなどを使う、コンセプトワークなのです。

あなたの事業内容や商品は、内容に一貫性がありますか?



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