安倍首相が昨日、官邸で会見して消費税率を5%から8%に引き上げると発表しました。

オリンピックが東京に決まり、日本が久々に歓喜に沸き立った頃から、消費税率アップが既成事実のように連日マスコミが伝えており誰も驚かなかったと思います。

しかし、官僚や経団連、族議員、マスコミから何か洗脳されたといますか、景気も回復の気配が見えてきた矢先、また、オリンピックの開催都市に決まり税収のアップも見込める良いムードの中で増税って。
なにか水を差されたような釈然としないものがあります。

増税ではなく、税収が増えるような社会を作ることを考えるべきなのに、まず増税ありき。

結局厳しい財政の再建、財源確保のため、既得権益のため、一番弱い国民が消費税や増税を押し付けられます。
この負のスパイラルはいつまで続くのでしょうか!

今回の消費税8%、東京オリンピックに決まってなければ、ここまですんなりと税率アップとはならなかったはずです。
アベノミクスで景気回復の道半ば、安倍首相は決断しなかった(?)と思います。
財務省をはじめ、消費税が上がるほど還付金で潤う輸出が主力の大企業など既得権者はオリンピック様様のことでしょう。



消費税アップに対し、少しでも賢く対応したいものです。

消費税の増税前に住宅や車などの大きな買い物を考えている方も多いと思いますが
住宅や車などの大物購入は増税後をオススメします。

住宅の場合、来年の3月31日までに受け渡しを完了しなければなりません。
車の場合、来年の3月31日までに納車されなければ5%にはなりません。

しばらくの間、消費税の駆け込み需要で業者は潤うことでしょう。つまり強気です。そんな時は値引きも期待薄です。
増税後には必ず、需要が落ち込みますから大幅割引が期待できます。
3%の差額のためにあせって買う必要はないと思います。
住宅ローンの減税も来年四月から拡充されますし、車も自動車重量税が減税され、15年10月には自動車所得税が廃止される予定です。
むしろ、増税後の方がマンションや車、家電などは狙い目だと思います。

それよりも、日々の食品や日用品、衣料などの消費増税。
痛いですよね~ 二度と下がることはないんですから!
5%のうちに保存・保管できるものは買いだめするくらいしか手立てがない・・・

しかし、増税の影響を受けないものもあります。
「個人間の売買」です。
中古マンションや中古車からブランド品、日用品まで、ネットオークション・個人間の売買には消費税はかかりませんから1つの有効な活用法です。


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