借金・ローンの支払方法は以下の二種類にわけられます。
「元金均等返済」「元利均等返済」です。

「元金均等返済」は元金の支払い回数を均等に割り返済していくものです。
元金の多い当初は金利も高くなりますが、支払う毎に確実に借金は減っていきます。
日本政策金融公庫の借入や保証会社経由の借入などで使われています。

「元利均等返済」は毎月の返済を一定額の支払いにするものです。
月々の支払額は押さえられますが、元金はなかなか減りません。
銀行系のカードローン、消費者ローン等で使われています。

特に銀行系のカードローンは、2010年6月に改正貸金業法が完全施行された「総量規制」の影響を受けません。
テレビCM、インターネット等、各媒体でカードローンの広告宣伝を積極的に行い各銀行は力を入れているためカードローンの利用者獲得競争が激しくなっています。

銀行ごとに独自の審査基準があり、その審査と保証会社の審査をクリアすれば借り入れができます。
貸出金利を引き下げ、利用限度枠の拡大、系列ノンバンクでの審査・与信ノウハウ、またノンバンクの特徴であるスピードなど利便性は向上していますが、「元利均等返済」・リボ払いであるということは忘れないでください。

「元利均等返済」・リボ払いは月々の返済が小額・一定額になるので借り手の得になりそうですが、貸す側に特に有利に出来ています。 月々の支払いの多くが金利に消えて長期間金利を払ってもらえるからです。
ですから金融会社はリボ払いを積極的に勧めてきます。
信販系のカードでも物品購入でしきりにリボ払いを勧めて、リボ払いにすると特典を付けるケースもよくあります。

それは、金融会社が儲けるからです。

月々の返済が減る分、利子は長期になり、高くなります。ほとんど元金は減りません。
リボ払いは、借金の中でも特に、貸し手の利益のためにあるローンだと認識することが必要です。


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