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最近陳舜臣の書き下し歴史書「中国五千年」を久しぶりに読み直してみた。日本の歴史と較べ権謀術数、下克上、分裂と統一の繰り返しがあまりにも多いのを再認識した。然し孫娘の高校時代の世界史の参考書を閲覧してみると、この様な状況は世界的に普遍的に存在しており、中国だ...

 昭和3-40年代は日本社会党や総評が大きな勢力を保持していたが、社会主義は労働者を最も大切にし、平等な社会にするとの幻想を抱いていた日本人が沢山居た為でもある。反対に自由民主主義を信奉しそれを押し広げようとするアメリカ等は、“帝国主義”勢力と見做さ...

 中国問題に大変熱心だった日本の“左翼勢力”は現在寡黙になっている原因について、先ずは日本周辺の情勢を概観してみましょう。 1、 1960年代の北京駐在時代に沢山の解放闘争映画や舞台劇を見せられたが、解放闘争の相手の主役は、ほとんど国民党軍や大地...

 先ず最近の出来事と小旅行から、中国の本質を示す若干の事柄を報告しましょう。 1、5月下旬に現地知人達に会う為大連に行った。3年間生活した開発区だが、市街地の環境保全が改善されているのを目にした。それは街角にあまりゴミ箱を置かず清掃要員も見かけなかった。1960...

中国の対日好感度は、この十数年悪化し続けている。更に一路一帯政策など世界的規模での経済政策を展開し始め、長年の軍事力強化と相まって、「China Dream」(世界の富の三割を産出した18世前半の乾隆帝統治時代への回帰)の実現を計ろうとしていることは間違いない。一方経済...

 タイトルとは異なるが、もう一回横道にそれて日本人の異常な平和維持感覚に就いて述べましょう。大多数の日本人は米軍基地の存在は不愉快だが、いざと言う時には米軍が守ってくれると信じていることです。再三にわたり日米首脳が尖閣諸島は日米安全保障条約の範囲内であると...

前回、日本の“島国根性”に就いて若干記したが、本来混血だった日本人が時間の経過に連れて同化し、同一民族の社会の中で生活しているとの潜在意識になった。逆に言えばアメリカや中国のように、沢山の異民族が混在して頻繁に接触する機会がないので、他民族との相違点を意識す...

  ここで寄り道をして、意外に知らない我々日本人に就いて記してみたい。日本人の特徴、特に前回稀に見る性善説に近い民族性を有していることを記したが、自分を見つめ直してみると他人がよりよく理解できると思うからである。前にも記したことがあるが、注意すべきことは人...

前回の(137)を読み返してみると、何故中国人は「快楽民族」と言い切れるのか、何故日本人は緊張民族と論断するのか、古詩「鼓腹撃壌」の背景、王昭君の降嫁させられた匈奴(後代のモンゴル)の侵略性について、あまり分からんと思われる方々も多いのではと思われるので、もう...

 私の中国での長期滞在は、2009年8月末71歳にして終了し、その後は短期旅行のみとなったので、時間系列的紹介は一段落としたい。とどのつまり中国(人)とは何ぞや、と言うことに収斂・総括してみたい。学生時代、東京のアメリカ人の家に一年弱居候していた時を含め、主として...

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